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野球 コラム 2024年3月18日

MLBで最高のオフシーズンを送ったチームは?恒例のストーブリーグランキング

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平らを獲得したドジャースが『冬の王者』

韓国開催となったドジャースとパドレスによる開幕シリーズが間近に迫るなか、『MLB.com』が毎年恒例のストーブリーグランキングを現地17日付の記事で発表した。<

この格付け記事を寄稿したアンソニー・カストロビンス記者は、冒頭で「ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリー、そしてJ.D.マルティネスと言った面々はまだ市場にいるため、『冬場の王者』をめぐる議論をさらに遅らすこともできたが、(韓国でのレギュラーシーズン開幕が迫っていることもあり)時間切れになりつつある」と、このタイミングでの発表について説明。

「現時点では次の12チームが最高のオフシーズンを送ったと言えるだろう」とした上でランキングを発表。もちろん、1位に選ばれたのはドジャースであり、同記者は「ワールドシリーズ制覇を買うのは難しいが、このリストのトップの座は間違いなく買うことができる」とした。

その上で、「近年、ムーキー・ベッツをトレードで獲得し、フレディ・フリーマンと契約したドジャースは、ショウヘイ・オオタニヨシノブ・ヤマモトと契約したことで、『トラヴェリング・ウィルベリーズ』以来となる最高のスーパーグループを結集させた」と評している。

ちなみに、トラヴェリング・ウィルベリーズとは、1980年代にジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、ジェフ・リン、トム・ペティ、ロイ・オービソンという豪華メンバーが結成したオールドなロックファンには懐かしいバンドであり、存命なのがディランとリンのみというところに時代の流れを感じる。

2位にはトレードで2021年ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手、コービン・バーンズを獲得したオリオールズ。そして、3位にはエドゥアルド・ロドリゲス、エウヘニオ・スアレス、そしてジョク・ピーダーソンと質実な補強を敢行したダイアモンドバックスがランクイン。

日本人選手所属チームに目を向けると、ダルビッシュ有松井裕樹の所属するパドレスが5位に選出されており、こちらはフアン・ソトと昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手であるスネルを放出しながらも、ディラン・シースをトレードで獲得したことが評価されてのランクインとなった。

鈴木誠也と今永昇太の所属するカブスも10位タイにランクインしており、カストロビンス記者は「ライバルのブルワーズからクレイグ・カウンセル監督をくすね取った」のに加え、「コディ・ベリンジャーを比較的低リスクの契約で呼び戻し、ショウタ・イマナガをローテーションに、ヘクター・ネリスをブルペンに加えた」ことをトップ10入りの理由としている。

ちなみに、MLB.comによる今冬のMLB補強ランキングは次の通り。

1位:ドジャース
2位:オリオールズ
3位:ダイアモンドバックス
4位:ロイヤルズ
5位:パドレス
6位:ジャイアンツ
7位:ヤンキース
8位:ブレーブス
9位:アストロズ
10位(タイ):レッズ、カブス、カーディナルス

昨年、このランキングでトップ2に入ったメッツとパドレスは、その後、失意のシーズンを送ったことで、ストーブリーグの成功は必ずしもレギュラーシーズンの成功に結びつかないことを証明してしまった。

だが、3位に入ったレンジャーズは球団史上初のワールドシリーズ制覇という形で、このランキングの妥当性を証明している。果たして、今回のランキングは実際の2024年シーズンにどこまで反映されるのだろうか。

J SPORTS編集部

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