【無料動画あり】超絶アスリートが『野球』をやってみた！第1の試練は『ピッチング』 スポーツ万能の大久保嘉人は「やればできる」のか？

大久保嘉人さん

常人離れしたパフォーマンスで私たちを魅了してくれるトップアスリートの面々。もし彼ら彼女らが、積年の努力を注いだスポーツ以外のスポーツに挑戦していたら、どんな一面をみせてくれるのか。そんな可能性をチラ見できるのが、当企画『超絶アスリートが◯◯をやってみた！』だ。

第1弾のラグビー編では吉田沙保里（レスリング）、大久保嘉人（サッカー）、豊ノ島（大相撲）が、衝撃のパフォーマンスを披露。続く、第2弾のサッカー編では、第1弾で驚異のプレーを見せた大久保をキャプテンに据え、高木菜那（スピードスケート）を始めとした、多彩なアスリートたちが、元サッカー日本代表のレジェンドを翻弄。予想外のポテンシャルを発揮する一面を目撃した。

さらに続く第3弾となる今回は野球編。日本の国民的スポーツだが、用具を使うスポーツであり、一朝一夕で物にすることはできない。超絶アスリート軍団の多くが野球未経験というが、果たして再び驚異のポテンシャル発揮となるのか？

超絶アスリート軍団のメンバーは、キャプテン大久保を筆頭に、平昌五輪で2種目金メダル、北京五輪で銀メダルに輝いたスピードスケートの高木菜那（第2弾に続いて再登場！）。

また、北京五輪4×100mリレーで銀メダルの快挙をもたらした100m10秒9の記録を持つ陸上の塚原直貴、元ラグビー日本代表PR（プロップ）で78キャップを誇る通称「空飛ぶヨコヅナ」の畠山健介、アームレスリングで異例の6階級制覇という圧巻の現役世界女王・竹中絢音の5人。

対するは、独立リーグの強豪で知られる栃木ゴールデンブレーブスの面々。チームを率いる監督は寺内崇幸（2008～17年に巨人で活躍）で、選手兼任ヘッドコーチは成瀬善久（元千葉ロッテのエース）。加えて『栃木の二刀流』で名高い中山貴史、選手会長を務めるミート力抜群の小倉由靖、俊足で長打も魅力の清水武蔵というプロ5人だ。

第1の試練は、マウンドからのピッチング。1人1球だが、1人でもストライクを投げたら成功とする。上半身と下半身を連動させてボールに力を伝えるハイレベルな動きであるピッチング。ということで、まずは成瀬がお手本を披露する。

プロの投球を目の前で見たことのないアスリート軍団は、社会科見学に来た小学生のように「おおおおお！」と大はしゃぎ。かと思えば、怖いもの知らずの高木はバッターボックスに「立ちたい！」と志願。成瀬が投げると、見たことのない軌道とボールの伸びに立ち尽くすのだった…。

大久保嘉人さん

最初の挑戦者はその高木。サッカー編では見事なパフォーマンスを披露したが、いきなり「ボーク」の洗礼を受け、「ボークって何？」とオロオロ。また、アームレスリング世界女王の竹中は、この日が初めての野球体験と、不安が募る中、これまで驚異の運動センスを発揮してきた大久保に期待が高まる。

なお、MCは「やればできる」（高岸宏行）でお馴染みのティモンディで、「やればできる」を言わないほうの相方・前田裕太。栃木ゴールデンブレーブスに所属するのは高岸なので、アスリート軍団からいじられるが、前田も元高校球児なので後々その実力をみせることに。ちょっとやそっとでうまくなるのが難しい野球。超絶アスリート軍団は、果たして「やればできる」のか？　

（文中敬称略）

取材・文：松山ようこ