宮崎でオリックスの輝く未来溢れるブルペンを見てきました！

みんな大好き花木さん

行ってきました宮崎春季キャンプ。
私が行った第1クールは雨模様にもかかわらず、昨年より更にたくさんのファンの方が詰めかけて連日大にぎわい。
以前のコラムでキャンプの見どころを教えてくださった球団職員のみんな大好き花木さんも今年はキャンプに帯同されていました。
(「教えて！花木さん ～宮崎キャンプ編～」）

その花木さんがお客さんの案内をしているブルペンに向かうと「ブォーン」とうねりを上げて目の前を通りすぎていくボール。うわーすっご！！

今年、育成4位で独立リーグのチームからオリックスに入団した芦田丈飛投手でした。

芦田丈飛投手

その横では、同じく独立リーグから入団の大江海透投手。

二人とも23歳。必ず支配下登録を勝ち取って、結果を出すぞ！という気迫がビシビシ伝わってきて、良い意味でルーキーらしくない貫禄すら感じます。

大江海透投手

トミー・ジョン手術のリハビリを終えた富山凌雅投手の投球も久しぶりに見ることができて、2021年のリーグ優勝に大貢献した左のリリーフが帰ってくるぞ！と興奮したし、椋木蓮投手はすごいトレーニングを積んだんだろうなぁと想像させる太腿！戻ってきて今度こそ、あと一歩だったノーヒットノーランを達成してほしいです。

個人的に特に注目している佐藤一磨投手の姿も。長身を目一杯生かした鋭い投球で今年こそ一軍のマウンドを踏んでもらいたいです。

佐藤一磨投手

新しい仲間が加わって更に層が厚くなったことを、一度のコラムで書ききれないぐらい実感できたし、ブルペンでお見かけした中嶋聡監督の表情でも確信しました。今年も何も心配することはないと。誰をどこでどう使うか、どんな形で新しい戦力を試すのか、もう監督の頭の中では100通り以上の継投策が浮かんでそうです。知らんけど(笑)

投球だけではなく、若手投手陣のスペシャルメニューも見ることができました。

どちらが先にいくかジャンケンで決める山崎颯一郎投手と宮城大弥投手

重たそうなバーベルの上げ下ろしをした後、狭い間隔で並べられたハードルを助走なしで軽々と飛び越えていく投手陣。誰ひとりハードルを倒すどころか触れることもなく、ピョンピョンと。

え、何この跳躍力！ピッチャーってもれなくこんなに高くジャンプできるの！？しかも更にまた体を大きくした山下舜平大投手や東晃平投手も軽々と！地球の重力おかしくなってない！？

プロがすごいことは充分わかっていても、想像を超えてくる身体能力にびっくりしてしまい、シルク・ドゥ・ソレイユを見てる時のような感覚になってしまいました。

跳ぶ山下舜平大投手

そんなすごい選手たちの体力が限界突破してしまうほどのトレーニングが、次々と用意されているスペシャルメニュー。

すべてクリアして倒れ込む姿も、微笑ましくて見どころのひとつです。

倒れ込む曽谷投手と、それを見て笑う川瀬投手と宮城投手

今季のオリックス・バファローズがますます楽しみになる宮崎春季キャンプ。

「山本由伸が抜けて、オリックス今年どうなん？」ファンの方たちが今、あちこちで何度も言われてるであろうこの質問への私の答えはこうです。寂しさはまだあるけれど、何も心配してません。オリックス投手陣は、全員で球道無双！！

チームの勝利を信じて、そして一人一人のドラマにも注目しながら全力で応援させてもらいたいと思います。

追伸：ドラマと言えばこちらも。OBの榊原翼さんと根本薫さんが、日南水産さんのブースにいらっしゃいます。奮発して買った伊勢海老のお味噌汁もめちゃくちゃおいしかったし、元気で頑張っているお二人の姿を目の前で見ることができて、とてもうれしかったです。

日南水産

宮崎グルメ満載のバファローズタウンは午前10時から午後4時まで。午後2時を過ぎたら比較的席も座りやすい状況でした。並んでるところや混んでる時間は避けたいという方も、ご安心ください。全店舗周ってみたところ、どのお店ももれなくおいしくて、遅い時間でも充分堪能できました。

あ～もう一回行きたいなぁ！宮崎キャンプ最高！！

文：チキチキジョニー 石原祐美子