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野球 コラム 2023年10月17日

フィリーズが先勝、ブライス・ハーパーは史上4人目のポストシーズンバースデー弾。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズ第1戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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フィリーズvs.ダイヤモンドバックス

結果的に勝敗を分けたのは序盤のホームラン攻勢だった。

現地10月16日(日本時間17日)に、フィラデルフィアのシチズンズバンクパークで幕を開けたナショナルリーグ チャンピオンシップシリーズ第1戦は、フィリーズがMLBのポストシーズンにおける勝率歴代ナンバーワンを誇る本拠地での強さを遺憾無く発揮し、5-3で勝利してシリーズの先手を取った。

フィリーズ打線はダイヤモンドバックス先発のエース、ザック・ギャレンの立ち上がりを攻め、初回にリードオフのカイル・シュワーバーと、主砲ブライス・ハーパーのソロ弾で2点を先制すると、続く2回には目下絶好調のニック・カステヤノスがソロ弾で続き、スタンドのファンを沸かせて一気に先勝モードを作り上げた。

特に、初回の2発はいずれも初球ストライクをフルスイングしたノーダウターであり、正に『してやったり』の先制攻撃だった。

また、カステヤノスはポストシーズン、ここ3試合で5ホーマーをマークしているが、『MLB.com』によると、ポストシーズンでの3試合5本塁打は1977年に「ミスター・オクトーバー」と呼ばれたレジー・ジャクソン以来史上2人目とのこと。

一方、ダイヤバックスも、好投を続けていたフィリーズ先発のザック・ウィーラーから6回にヘラルド・ペラドモが2ラン本塁打を放つなど、次戦以降へ繋がる反撃を見せるも、フィリーズのブルペンを打棒で攻略するには至らなかった(3点目はほとんど相手投手の独り相撲によるボーナスだった)。

なお、ハーパーはこの日が31歳の誕生日であり、『MLB.com』が同日付で掲載した記事によると、ポストシーズンにおけるバースデー弾は、ウィリー・エイキンズ、エバン・ロンゴリア(現ダイヤモンドバックスでこの試合も8番・三塁でスタメン出場)、コルテン・ウォンに続く4人目であり、リーグチャンピオンシップ以降のシリーズでの達成は、今回のハーパーとエイキンズの2人のみとのこと。

中継をご覧になった方はお気付きのことと思うが、バースデーアーチということで、ダイヤモンドを1周したハーパーは、本塁を踏む際、自分の指を蝋燭に見立て、左手の指を3本、右手の指を1本立てて(これで31歳ということ)、吹き消す仕草をしたのが、これがなんとも絵になっていて、さすが千両役者という感じがした。

しかし、ハーパーだから絵になるとは言え、当人たちがこういうパフォーマンスをいつの時点で考えているのかは、気になるところだ。

ホームランをかっ飛ばして、悠々と走塁している間にアドリブで思いついたのであれば、やはり本場のスーパースターは違うな、と思うのだが、前の晩から鏡の前などで入念に準備していたのだとすると、ちょっと可笑しい気もする。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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