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野球 コラム 2023年10月16日

フィリーズvs.ダイアモンドバックス。本拠地でめっぽう強い2チームの対戦。ナ・リーグ チャンピオンシップシリーズ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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フィリーズvs.ダイヤモンドバックス

ナショナルリーグのチャンピオンシップシリーズは2年連続して、ワイルドカードから勝ち上がったチーム同士の対戦となった。言わば、下克上コンプリート対決である。

このシリーズでホームアドバンテージを握るのは、2年連続してディビジョンシリーズで東地区王者のブレーブスを退けたフィリーズ。

一方、ワイルドカードシリーズで中地区王者のブルワーズをスイープで下し、ディビジョンシリーズでも西地区王者のドジャースを、これまたスイープで撃破したダイアモンドバックスは、第3戦からの3試合を本拠地チェイスフィールドでプレーする事になるわけだが、このシリーズはホームスタジアムでの攻防が、これまで以上に大きな意味を持つ可能性がありそうだ。

というのも、フィリーズは本拠地シチズンズバンクパークでは、これまでプレーオフでは26勝11敗と、無類の強さを誇っており、この勝率.703はメジャー史上、ポストシーズンで最低20試合を開催したボールパークでは最高の数字となっている。

しかし、ダイアモンドバックスも本拠地チェイスフィールドでは、これまでポストシーズンで14勝8敗と強さを発揮しており、この勝率.636は同じくポストシーズンで最低20試合を開催したボールパークでは歴代4位となっており、現存する球場ではシチズンズバンクパークに次ぐ2番目の数字となっている。

ちなみに2位はかつてのメッツの本拠地であるシェイスタジアム、そして3位はかつてのカーディナルスの本拠地、ブッシュスタジアムだ。

ここで注目したいのはダイアモンドバックスによる、このポストシーズンにおける敵地での成績で、プレーオフ5連勝と破竹の勢いに乗る彼らは、そのうち4勝を敵地で挙げているのである。

この快進撃の裏にある数字で『MLB.com』が注目するのが、1打席あたりの投球数であり、同サイトが現地14日付で掲載した記事によると、ダイアモンドバックス打線は今ポストシーズンにおける1打席あたりの投球数を、プレーオフ出場12チーム中トップの4.14としている。

打席で冷静に投球を見極めていることを意味するこの数字を、この秋対戦しているコービン・バーンズやクレイトン・カーショウといった、錚々たる先発投手からの計9本塁打、21得点という打席での生産性の高さに結びつけていると分析している。

一方、本拠地でMLB史上最も強いフィリーズは、このポストシーズンでもホームでは4戦全勝と、これまで通り金剛力的な強さを発揮しており、そのシチズンズバンクパークで行われる第1戦と第2戦では、ここ2シーズン連続してチームのポストシーズンにおける躍進を牽引してきたザック・ウィーラー、そしてアーロン・ノラという、不動の先発ローテーション2枚看板が先発登板することになる。

フィラデルフィアにおけるウィーラー&ノラvs.ダイヤモンドバックス打線。このマッチアップが、シリーズの趨勢にどう影響を与えるかは、最大のみどころとなりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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