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野球 コラム 2023年9月10日

【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-18、チャイニーズ・タイペイに完敗。決勝でリターンマッチに挑む。U-18ベースボールワールドカップ

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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チャイニーズ・タイペイ vs. 日本

前日の時点で4大会ぶりの決勝進出を決めた侍ジャパンU-18代表は、その決勝で対戦することになる今大会全勝のチャイニーズ・タイペイと、スーパーラウンド最終戦で顔を合わせた。決勝の前哨戦という位置付けとなったゲームは、先攻の日本がいきなり先制する幕開けになった

日本は初回、二死から3番・緒方漣(横浜)が四球を選んで出塁すると、前日に続き、4番・指名打者で起用された武田陸玖(山形中央)がレフトオーバーの適時二塁打を放って1-0とし、主導権を握る。

しかし、日本は先発の高橋煌稀(仙台育英)は制球に苦しむ立ち上がりとなり、2四球3盗塁で一死2・3塁のピンチを招くと、右翼の失策と暴投により被安打ゼロでいきなり2点を失う。日本はなおも一死3塁から5番打者に適時打を許し、1-3として初回の攻防を終える。

日本は2回から森煌誠(徳島商業)へ継投するも、チャイニーズ・タイペイの機動力を活かして攻める勢いは止まらず、一死1・3塁から犠飛で追加点を許し、序盤で3点を追う状況に。3回もマウンドに上がった森は、一死1・3塁から犠飛で1点を許し、日本は毎回失点の苦しい展開となった。

2回以降、日本のスコアボードには「0」が並ぶなか、4回もマウンドに上がった森はこの回を三者凡退とし、日本はようやくこの試合初の無失点イニングを作る。

すると日本は6回、二死2塁から6番・高中一樹(聖光学院)がセンター前へ適時打を放ち、反撃の狼煙をあげる。しかし、それでも形勢は変わらず、日本は相手投手を打ち崩すところまで持っていけないまま、試合は2-5でゲームセット。

若き侍ジャパンは、大会全勝で決勝を迎えることになったチャイニーズ・タイペイの強さを実感し、翌日のリターンマッチへ臨むこととなった。

◆試合結果
日 本|1 0 0 0 0 1 0|2
台 湾|3 1 1 0 0 0 X|5

◆投手
・日本:高橋煌稀、森 煌誠、安田虎汰郎(日大三高)

◆スーパーラウンド最終順位表
1位 台湾 5勝0敗
2位 日本 3勝2敗
3位 アメリカ 2勝3敗
4位 韓国 2勝3敗
5位 プエルトリコ 2勝3敗
6位 オランダ 1勝4敗

◆決勝
・9月10日(日)19:00 チャイニーズ・タイペイ vs. 日本

WBSC U-18ベースボールワールドカップ 2023 スーパーラウンド

【ハイライト動画】チャイニーズ・タイペイvs.日本

J SPORTS編集部

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