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野球 コラム 2023年8月2日

大谷翔平を残留させたエンジェルス、現地メディアが「トレードの勝ち組7チーム」に選ぶ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平(エンジェルス)

ここ数週間、MLBにおいて話題の中心となってきた今夏のトレードが最終期限に達し、シーズン残りの約2ヶ月を前に、各球団の陣容や今後へ向けたスタンスが明確となった。

トレード市場で終盤まで常にスポットライトを浴びていた二刀流スターは結局果敢な買い手となったエンジェルスに残留。一方で、今季を迎えるにあたり、王国を築いたかに見えたメッツはマックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーという2枚看板を放出する売り手に回ったわけだが、この夏のトレード市場を振り返り、現地ではどの球団の動きを評価しているのだろうか?

『MLB.com』は現地8月1日(日本時間2日)付で「この7チームがトレードデッドラインの勝者」と題した記事を掲載し、この夏に賢い商売をした以下の7チームをピックアップしている。

・アストロズ
・レイズ
・カブス
・パドレス
・マーリンズ
・メッツ
・エンジェルス

上記の順番は記事の中の掲載順であり、特に順位は明記されていないものの、アルファベット順、あるいはリーグや地区の順番というわけではないので、上からインパクトの強かった球団を並べたものと思われる。

記事では最初に取り上げたアストロズについて、「(シャーザーを獲得した)レンジャーズは恐らく、勝者のリストに属しているのだろうし、彼らをそう位置付けるべきだと議論することもできるが、再びジャスティン・バーランダーに対応しなければならなくなった今、彼らは多分勝者のようには感じていないだろう。バーランダーがアストロズのユニフォームを着ていないことには、常々違和感を感じていたが、彼は今、正にアストロズが彼を最も必要としている時に戻ってきた」としている。

一方、同じアメリカン・リーグ西地区からポストシーズン進出を目指すエンジェルスについては、「エンジェルスは良くなった。それは、C.J.クロン、ランダル・グリチック、ルーカス・リオリト、レイナルド・ロペス、そしてドミニク・レオンを獲得しから」と切り出した。

その上で、「しかし、彼らが勝者である本当の理由は、彼らが少なくともあと2ヶ月はショウヘイ・オオタニを見られるようになったことだ」とし、「今後、彼らが順位表の上でどうなるかは、成り行きを見守ることとしよう。しかし、たとえどんなことが起ころうと、エンジェルスファンはペナント争いの中で、あの男を見ることができるのである。その時点で、すでに勝者なのではないか」と綴っている。

エンジェルスと二刀流スターの蜜月が来季以降も続くのかどうかは、神のみぞ知るわけだが、エンジェルスファンにとってこれからシーズン終了にかけての期間は、あっという間の2ヶ月間になりそうだ。

なお、益々競争のレベルが上がったア・リーグ西地区で目下首位レンジャーズと5.5ゲーム差、そして2位のアストロズと5ゲーム差の3位につけるエンジェルスは、アストロズとの直接対決を3試合(敵地での3試合シリーズ)、レンジャーズとの対戦を6試合(敵地と本拠地でそれぞれ3試合シリーズ)残している。

また、現在ワイルドカード争いを繰り広げているチームとの直接対決となると、目下ワイルドカード3枠目と3ゲーム差につけるエンジェルスは、前述のアストロズに加え、同レースで目下トップを走るレイズと6試合(本拠地3試合、敵地3試合)、さらには0.5ゲーム差でエンジェルスを追うマリナーズと7試合(本拠地4試合、敵地3試合)を残している。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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