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野球 コラム 2023年7月26日

【ハイライト動画あり】トヨタ自動車(豊田市)、ヤマハ(浜松市)との東海対決を制して7年ぶり2回目の優勝。都市対抗野球大会 決勝

野球好きコラム by 大島 和人
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トヨタ自動車 vs. ヤマハ

第94回都市対抗野球大会はいよいよ最終日。25日(火)の決勝戦に勝ち残ったのは、トヨタ自動車(豊田市/東海第1代表)とヤマハ(浜松市/東海第2代表)だった。トヨタ自動車はここまでHonda、ENEOS、日本通運、JR東日本と強豪を下して勝ち上がってきた。ヤマハは日本製鉄鹿島、JR東日本東北、三菱自動車岡崎、王子を退けている。

ヤマハの先発は東邦ガスから補強された右腕・辻本宙夢、トヨタ自動車は1回戦、準々決勝とも1失点完投の右腕・嘉陽宗一郎が先発を任された。トヨタ自動車は1回表、一死から2番・徳本健太朗がレフト前安打で出塁。キャプテンの3番・北村祥治がレフトに2ラン本塁打を打ち込み早々に先制する。

ヤマハは2回裏、一死満塁のチャンスを掴む。しかし、ここは嘉陽が8番・吉田有輝をセカンドゴロ併殺に打ち取り、無失点で切り抜けた。トヨタ自動車は3回表、4番・逢澤崚介が一死1・3塁から中犠飛を放ち、リードを3点に広げると、さらに5回表にも追加点を挙げる。2番・徳本が一死2塁から絶妙のバントで自らも生き、一死1・3塁のチャンス。3番・北村はショートゴロで三塁走者を返し、スコアを4-0とした。

ヤマハも5回裏、6番・大本拓海が無死からライトにソロ本塁打を放つ。9回裏にも1番・秋利雄佑が無死からレフトにソロ本塁打を打ち込み、2点差まで追い上げた。しかし、最後は8回から登板した右腕・渕上佳輝が最少失点でしのぎ、トヨタ自動車が4-2で勝利。7年ぶり2回目の優勝を飾っている。

トヨタは大会を通して5試合でわずか6失点、失策ゼロという鉄壁の守備力を見せた。MVPに相当する橋戸賞には嘉陽宗一郎が輝いている。嘉陽は5試合中3試合に先発して3勝を挙げ、25イニング3失点と内容も抜群だった。

◆試合結果
トヨタ自動車|2 0 1 0 1 0 0 0 0|4
ヤ マ ハ |0 0 0 0 1 0 0 0 1|2

◆投手
・トヨタ自動車:○嘉陽宗一郎、渕上佳輝
・ヤ マ ハ :●辻本宙夢、清水 蓮、九谷青孝、近藤卓也、佐藤 廉、波多野陽介

◆本塁打
・ヤ マ ハ :大本拓海(1号ソロ・5回)、秋利雄佑(1号ソロ・9回)
・トヨタ自動車:北村祥治(1号2ラン・1回)

文:大島和人

◆大会表彰選手

・橋戸賞:嘉陽宗一郎(トヨタ自動車/豊田市)
・久慈賞:網谷圭将(ヤマハ/浜松市)
・小野賞:東海理化/豊川市
※都市対抗野球大会6回目の出場で初勝利をあげ、ベスト8進出を果たした。

・打撃賞:北村祥治(トヨタ自動車/豊田市)
・首位打者賞:渡辺和哉(JR東日本/東京都)打率.545(11打数6安打)

・若獅子賞
 門叶直己(東海理化/豊川市)
 福本綺羅(東海理化/豊川市)
 中村奎太(三菱自動車岡崎/岡崎市)

第94回 都市対抗野球大会 第11日準決勝

【ハイライト動画】トヨタ自動車 vs. ヤマハ

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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