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野球 コラム 2023年7月20日

ダルビッシュ有、6回無失点で7勝目。後半戦の逆襲へエースと主砲がチームを牽引

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ダルビッシュ有(パドレス)

パドレスのダルビッシュ有は現地7月19日(日本時間20日)、敵地ロジャースセンターでのブルージェイズ戦に先発登板すると、6回4安打無失点、7奪三振3四球の快投を見せた。試合はマニー・マチャドの値千金の適時打で先制したパドレスが2-0で勝利。自在の投球で相手打線を翻弄し、2試合連続のクオリティスタートを達成したダルビッシュは7勝目(6敗)を挙げた。

◆試合結果
パ ド レ ス|0 0 0 0 2 0 0 0 0|2
ブルージェイズ|0 0 0 0 0 0 0 0 0|0

これで右腕はシーズン後半の成績を2戦2勝としており、勝率5割復帰へ向け勢いに乗りたいチームは、ブルージェイズに対するスウィープに王手を掛け、左のエース、ブレイク・スネルが先発登板するシリーズ第3戦を迎えることとなった。

地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』は試合後、電子版に掲載したレポート記事を「マニー・マチャドによるバットを折りながらの単打で、パドレスがブルージェイズとの接戦を制す」と題し、その副題を「ユウ・ダルビッシュによる無失点の6イニングと、窮地に立ったブルペンによる無失点の3イニングが、2点適時打を十分なリードとした」とした。

その上で、「ユウ・ダルビッシュは6回を投げ切り、7奪三振をマークすると、3人のリリーバーがパドレスによる2連勝を締めくくり、今一度、敗北への道から反撃し、プレーオフ争いへの望みを持続させるべく、コツコツと勝ち星を積み上げ始めた」と伝えた。

一方、『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、同日付で「ダルビッシュの登板はパドレス先発ローテーションの実力に関する最新例」と題した記事を投稿し、その冒頭で、「仮にパドレスがシーズン終盤にプレーオフ争いに参加できたとしたら、彼らは厳しい時に何とかやり抜いた先発ローテーションに感謝すべきだ」と論じた。

そして、「(パドレスの先発投手による)防御率3.71はナショナル・リーグ最高の成績であり、しかもこれは今季のほとんどを通し、支配的で最高の状態にあるユウ・ダルビッシュのいなかった中での成績なのである」とし、「ただし、ダルビッシュは突如として好調の波に乗り始めている」と伝えた。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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