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野球 コラム 2023年7月15日

【ハイライト動画あり】Honda熊本(大津町)、9回表二死からの8得点で西濃運輸(大垣市)に勝利。都市対抗野球大会1回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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Honda熊本 vs. 西濃運輸

「第94回都市対抗野球大会」が7月14日(金)に開幕した。大会2日目は1回戦の3試合が組まれている。第2試合は8年連続17回目出場のHonda熊本(大津町/九州第1代表)と、3年連続40回目の西濃運輸(大垣市/東海第5代表)が対戦した。

Honda熊本は1回表、1番・山本卓弥がライトにソロ本塁打を打ち込んで先制する。すると西濃運輸もその裏、1番・松本桃太郎がカウント2-2からライトポール際に大飛球を放つ。これが「ビデオ検証」の確認を経て、ホームランとして認められた。両チームの「先頭打者」が試合を盛り上げる。

ただ、お互いに「スミ1」のままスコアが動かない。Honda熊本は5回表、二死1塁から相手のサードゴロ悪送球があり、1塁走者は本塁を突くもタッチアウト。西濃運輸も6回裏、二死1・2塁から小中健蔵がライト前に安打を放つが、セカンドランナーが本塁で刺される。試合は1-1のまま終盤に入った。

Honda熊本は7回表、二死2塁から山本卓が2塁後方に高いフライを打ち上げる。打球が直射日光、東京ドームの天井に紛れる幸運なタイムリー2塁打となって1点を勝ち越す。西濃運輸も8回裏、二死1・2塁から4番・小中がライト前に安打。今度は二塁走者がきっちり生還して、2-2の同点に追いついた。

Honda熊本は9回表、一死3塁のチャンスから3塁走者が内野ゴロで生還できず、チャンスを逃したかと思われた。しかし、二死1塁から猛攻を見せる。9番・山本力也が四球を選ぶと、1番・山本卓はセンター前にタイムリー安打を放って1点を勝ち越し。二死満塁から3番・稲垣翔太が押し出しの四球を選び、さらに4番・古寺宏輝はライト前にタイムリー安打を放って二者を迎え入れる。

5番・田場亮平もライト前タイムリー安打で続いて、7-2と一気にリードを広げた。さらに6番・石井元がレフトに3ラン本塁打を打ち込み、10-2と試合は決着。1イニング8得点の猛攻だった。

Honda熊本は1番・山本卓弥が4打数3安打3打点と大活躍。先発の片山が8回2失点と好投し、先発捕手に抜擢された明治大学出身の新人・蓑尾海斗も片山をよく支えた。

◆試合
Honda熊本|1 0 0 0 0 0 1 0 8|10
西濃運輸 |1 0 0 0 0 0 0 1 0|2

◆投手
・Honda熊本:◯片山雄貴、林健太
・西濃運輸 :戸田公星、●辻井亮汰、森岡大輔、庄司魁

◆本塁打
・Honda熊本:山本卓弥(1号ソロ/1回) 、石井元(1号3ラン/9回)
・西濃運輸 :松本桃太郎(1号ソロ/1回)

文:大島和人

第94回 都市対抗野球大会 第2日 1回戦

【ハイライト動画】Honda熊本(大津町) vs. 西濃運輸(大垣市)

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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