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野球 コラム 2023年6月24日

前田健太、復帰戦で2年ぶりの勝利。5回二死の続投志願で最後の打者から三振を奪う

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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前田健太(ツインズ)

約2ヶ月に及ぶ負傷者リスト入り期間を経て戦線復帰を遂げた右腕が、今季初勝利という最高の形で復活をアピールした。

遂にメジャー復帰を果たしたツインズの前田健太は現地6月23日(日本時間24日)、敵地コメリカパークでのタイガース戦に先発出場すると、5回3安打無失点、8奪三振2四球と好投し、チームによる4-1の勝利に貢献するとともに、自身にとっては678日ぶりとなる白星を挙げた。

◆試合結果
ツインズ |0 3 0 0 0 1 0 0 0|4
タイガース|0 0 0 0 0 1 0 0 0|1

地元紙『スター・トリビューン』は試合後、電子版に「ケンタ・マエダがツインズをタイガースに対する4-1の勝利に導く」と題した記事を掲載。記事の冒頭で「ケンタ・マエダが5回二死から打者を歩かせた際に、ジェイス・ティングラー(ベンチコーチ)がマウンドへ歩いて行くと、左腕のリリーバー、ジョバニ・モラーンはウォーミングアップを終え、フィールドへ入るため、ゲートを出ようとした」と前置き。

その上で、「マエダは譲らなかった」とし、続けて「マエダは、ロッコ・バルデリ(監督)が退場となった後、監督代行となっていたティングラーを見るや否や首を振り、自身の言い分を伝えた。彼は負傷者リストで2ヶ月近くを過ごしたのであり、勝利投手の権利を得るまで降板するつもりはなかったのである」と伝えた。

さらに記事では、その後、前田が対戦した最後の打者から三振を奪ってこの日の登板を締めくくったことに加え、トミー・ジョン出場で今季開幕前まで離脱していた右腕にとって、今回の白星が2021年8月14日以来の勝利であることを伝えた。

また、記事ではこの日の前田のパフォーマンスについて、「(今回の復帰へ向け)マエダは投球のメカニクスをじっくりと仕上げた」「結果として、速球はシーズン序盤より、約1マイル速くなり、この試合ではスプリットで3人、スライダーで3人、そして速球で2人と、計8人の打者を三振で打ち取った」と振り返っている。

目下、アメリカンリーグ中地区で首位につけるツインズに、頼もしい男が帰還を遂げた。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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