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野球 コラム 2023年6月9日

明治大学、投打で圧倒しベスト4進出。前回のリベンジまであと2つ。全日本大学野球選手権

野球好きコラム by 明大スポーツ新聞部
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2回戦で6回無死点の好投を見せた村田

◆2回戦 vs.日本体育大学

昨年度、4冠(春・秋リーグ、全日本、明治神宮大会)を目指した村松開人主将(現・中日ドラゴンズ)の率いた『チーム村松』が唯一、優勝できなかった全日本大学野球選手権。

「今年はしっかり頂点を取りにいこう」(田中武宏監督)。リベンジに燃える明治大学、初戦のマウンドを託されたのは大黒柱の村田賢一投手(商4=春日部共栄)。「勝つことがすべて。優勝のみを考えていく」と話していた男は、テンポよく相手打線を封じ込める。

立ち上がりの3回は相手を全く寄せ付けない投球。4回表には連打などで2死満塁のピンチを招くものの「自分のピッチングをしよう」と村田。自分のスタイルをぶらすことなく、三ゴロで打ち取った。この試合は相手打者に捉えられる場面もあった。その中でもイニングごとに配球を変え、6回無失点に抑えた結果がまさに村田の真骨頂だ。

野手陣も村田がつくった流れに乗った。1回裏に相手投手の制球が定まらない間に1点を先制。そして、続く2回裏に大きく試合を動かす。先頭の瀬千皓外野手(営2=天理)の2塁打を皮切りに打線が爆発した。

1死一、三塁の状況で1番・堀内祐我内野手(文4=愛工大名電)に回ってくると、そこから怒涛(どとう)の4連打。とどめは主砲の上田希由翔主将(国際4=愛産大三河)が弾丸ライナーで右翼席に突き刺す3点本塁打で締めた。この回打者一巡の猛攻で6点奪取のビックイニングで、7点リード。試合は序盤で勝敗を決した。

終わってみれば実力十分の日本体育大学相手に7回コールド勝利。六大学王者たるゆえんを見せつけた。「本当に入りがよかった」(田中監督)。試合として見ても、大会として見ても理想の滑り出しを切った今試合。勢いそのままに連勝街道を進み続ける。

第72回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】2回戦 日本体育大学 vs. 明治大学

◆準々決勝 vs.仙台大学戦

試合序盤、明治大学打撃陣は仙台大学の先発・佐藤に苦しめられる。2回裏には瀬がチーム初安打を記録し、続く小島大河捕手(政経2=東海大相模)が右中間へ二塁打を放ち好機を拡大。しかし、鋭い変化球を攻略し切れず2者残塁となるなど、得点には至らなかった。苦しい試合展開が続く中、迎えた5回裏の攻撃でついに試合が動く。

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