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野球 コラム 2023年6月7日

【ハイライト動画あり】中部学院大学、天理大学にサヨナラ。2試合連続、延長11回タイブレークで勝利。全日本大学野球選手権2回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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天理大学 vs. 中部学院大学

大会3日目の東京ドーム第1試合では、1回戦で先発の真城翔大が史上8人目のノーヒットノーランを達成し、この2回戦に勝ち上がった天理大学(阪神大学野球連盟)と、10年ぶりの出場ながら、初戦はタイブレーク方式の延長11回の末、粘り強く勝ち抜いた中部学院大学(東海地区大学野球連盟)が対戦。

比較的静かなスタンドが見守る中、プレイボールが告げられた午前中の試合は、両チームとも先発投手が安定した立ち上がりを見せ、序盤はスコアボードに「0」が並ぶ展開となる。中部学院大学の先発・宮島拓斗は4回無死からこの試合初安打を許すと、その後、一死2塁と初めて得点圏に走者を背負うも、高い制球力を駆使して無失点でピンチを切り抜ける。

緊迫した投手戦となるなか、天理大学の先発・藤居海斗も3回、5回、6回と得点圏に走者を出すも、攻守による援護とソリッドな投球で無失点イニングを続ける。中部学院大学は7回に二死から四球と単打で1・2塁のチャンスを作り、それまで好投していた藤居をマウンドから引き摺り下ろし、さらに満塁とチャンスを広げるも、あと一打が出ず、試合は0-0のまま最終盤へ。

8回の攻防もスコアボードに「0」が並ぶなか、快投を続けていた宮島は9回もマウンドに上がると、この回も得点を許さず、結局、9回144球を投げ、3安打無失点と、圧巻の無失点ピッチングで味方打線に望みを託す。しかし、試合は両チーム無得点のままタイブレーク方式の延長戦へ。

勝負が決したのは11回。中部学院大学は10回からマウンドに上がった2番手・縄田渉が10回と11回を無失点で切り抜けると、無死満塁から5番・大江拓輝によるライト前へのタイムリーでサヨナラ走者が生還し、激闘に終止符を打った。

◆試合結果 ※延長11回タイブレーク
天理大学|0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 |0
中部学院|0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X|1

◆投手
・天理大学:藤居海斗、●本間悠貴
・中部学院:宮島拓斗、○縄田 渉

第72回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】2回戦 天理大学 vs. 中部学院大学 延長11回タイブレークでサヨナラ勝ち

J SPORTS編集部

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