【ハイライト動画あり】中妻翔の2打席連続本塁打などで日本体育大学が東京農業大学北海道オホーツクに勝利。全日本大学野球選手権1回戦

東京農業大学北海道オホーツク vs. 日本体育大学

大会2日目の神宮球場第2試合では、4大会連続19回目の出場となる東京農業大学北海道オホーツク（北海道学生野球連盟）と、7年ぶり11回目の出場を果たした日本体育大学（首都大学野球連盟）が対戦。

曇天の下、正午過ぎにプレイボールが告げられた試合は、早くも初回に動く。東京農業大学北海道は二死1・2塁の場面で、5番・彦坂慧一郎が鮮やかにライト前へ弾き返す単打で二塁走者を生還させ、1点を先制する。初回に援護をもらった東京農業大学北海道の先発・石澤大和は安定した立ち上がりを見せ、序盤の3回を危なげなく無失点で乗り切る。

しかし4回、石澤は突如として制球を乱し、死球とワイルドピッチで一死3塁のピンチに直面すると、さらに2連続四球で満塁としたところで、日本体育大学6番・本間巧真に2点適時打を浴び、逆転を許す。逆転に成功して勢いに乗る日本体育大学は続く5回に、2番・中妻翔が右翼スタンドへソロ本塁打を放ち、3-1とリードを広げる。

反撃の糸口を見出せずにいた東京農業大学北海道は6回、先頭打者の死球と続く単打、そして犠打で一死2・3塁のチャンスを作り出す。しかし、ここはあと一打が出ず、試合は日本体育大学の2点リードのまま終盤へ。するとその直後の7回、日本体育大学の中妻が2打席連続となる右翼スタンドへのソロ本塁打を放ち、チームに貴重な追加点をもたらす。

結局、試合は8回に満塁のピンチを無失点で切り抜けた日本体育大学が、9回に4点を加え、8-1で快勝。明治大学の待つ2回戦へと駒を進めた。

◆試合結果
日本体育大学｜0 0 0 2 1 0 1 0 4｜8
東農大北海道｜1 0 0 0 0 0 0 0 0｜1

◆投手
・日本体育大学：○寺西成騎、伊藤大稀、溝尾海陸
・東農大北海道：●石澤大和、神宮僚介、幸田大和、笠間稜世、渡辺恵多

◆本塁打
・日本体育大学：中妻　翔（1号ソロ・5回／2号ソロ・7回）