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野球 コラム 2023年6月6日

【ハイライト動画あり】序盤から主導権を握った中部大学が九州産業大学に快勝。全日本大学野球選手権1回戦

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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九州産業大学 vs. 中部大学

大会2日目の東京ドーム第1試合では、2年ぶり22回目の出場となる常連校の九州産業大学(福岡六大学野球連盟)と、6年ぶり3回目の出場を果たした中部大学(愛知大学野球連盟)が対戦。

朝9:00プレーボールの試合は、初回にいきなり動きを見せる。後攻の中部大学は、制球の定まらない九州産業大学の先発・楠本宏武に対し、一死から2者連続で四球を選ぶと、二死としたところで5番・廣田陽斗が快音を響かせ、右中間への適時二塁打を放って先制に成功する。

立ち上がりから制球に苦しんだ楠本は、無失点で切り抜けた2回も、ボールが先行する場面があり、投球数が嵩む苦しい状況に。そんな楠本を援護したい九州産業大学打線は、3回に一死満塁のチャンスを作るも、外野フライとタッチアップ失敗の併殺プレーに倒れ、絶好の得点機を逸する。

ピンチを無失点で切り抜けた中部大学は、その裏の攻撃で逆に無死満塁とすると、ここで九州産業大学はマウンドに2番手の大嶋柊を送る。しかし、中部大学の勢いは止まらず、廣田の適時打などで2点を加えリードは3点に。

反撃に転じたい九州産業大学は4回、5番・菊池壮真が左翼スタンドへ弾丸ライナーのソロ本塁打を打ち込み食い下がるも、中部大学は5回に犠飛で1点を挙げ、再び3点差に広げる。結局、その後も試合の趨勢は変わることなく、中部大学は6回に1点を加えると、6回からマウンドに上がった2番手の津波英太郎が九州産業大学打線を零封し、5-1の快勝で2回戦へと駒を進めた。

◆試合結果
九州産大|0 0 0 1 0 0 0 0 0|1
中部大学|1 0 2 0 1 1 0 0 X|5

◆投手
・九州産大:●楠本宏武、大嶋 柊、江越永輝
・中部大学:○肥田雄策、津波英太郎

◆本塁打
・九州産大:菊池壮真(1号ソロ・4回)

第72回 全日本大学野球選手権大会

【ハイライト動画】1回戦 九州産業大学 vs. 中部大学

J SPORTS編集部

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