【ハイライト動画あり】天理大学の真城翔大、西南学院大学戦で大会史上8人目のノーヒットノーラン。全日本大学野球選手権1回戦

天理大学 vs. 西南学院大学

3大会連続9回目の出場となった天理大学（阪神大学野球連盟）と、8年ぶり7回目の出場を果たした西南学院大学（九州六大学野球連盟）が対戦した大会初日の東京ドーム第2試合は、昨年の大会1回戦に続き、快挙達成の場となった。

初のベスト4進出を目指す天理大学は、敗戦投手となった昨年のリベンジを期す先発の真城翔大が素晴らしい立ち上がりを見せ、相手打線を簡単に三者凡退で討ち取る。一方、西南学院大学先発の茶屋野洋輝は初回、得点圏に走者を背負うも、三振でピンチを切り抜ける。

その後、試合は両投手による投手戦となり、序盤はスコアボードに0が並ぶ展開に。試合が動いたのは4回裏。天理大学は一死3塁から4番・近藤遼一の適時打で先制点を挙げると、その後も連打と機動力を駆使する攻撃で、この回一挙3点を先制して試合の主導権を握る。

天理大学先発の真城はその後も快投を続け、6回途中から4者連続三振を奪うなど、ノーヒット投球を続ける。8回に1点の援護をもらった真城は、9回もマウンドに上がると、相手打線を三者凡退に打ち取り、昨年1回戦の東海大学札幌キャンパス渡部雄大以来となる大会史上8人目のノーヒットノーランを達成。天理大学は4-0で2回戦に駒を進めた。

◆試合結果
西南学院｜0 0 0 0 0 0 0 0 0｜0
天理大学｜0 0 0 3 0 0 0 1 X｜4

◆投手
・西南学院：●茶屋野洋輝、阿部友哉
・天理大学：○真城 翔大