【ハイライト動画あり】東京ドームの開幕戦は国際武道大学が広島経済大学に8回コールド勝ち。全日本大学野球選手権1回戦

国際武道大学 vs. 広島経済大学

本日開幕した第72回全日本大学野球選手権大会。東京ドームの第1試合は21回目の出場となる国際武道大学（千葉県大学連盟）と、16回目の出場となる広島経済大学（広島六大学連盟）の1回戦となった。

国際武道大学は2回表、一死満塁のチャンスから8番・利根川真吾が強烈な三ゴロを放つ。これが相手のエラーを誘って三塁走者が生還し、さらに9番・高木大輝もライト前にタイムリー安打。これにより2点を先制した。

国際武道大学は3回にも5番・櫻内俊太のセンター前タイムリー安打で3点目を挙げ、さらに1年生の6番・若山空蒼は今大会第1号の2ラン本塁打。9番・高木も2番手投手に高城拓叶から左中間を破るタイムリー二塁打を放ち、6-0とリードを拡げた。高木は9番打者ながら4打数3安打2打点を記録し、ショートの守備でも好プレーを連発。攻守とも勝利に大きく貢献した。

国際武道大学の先発は注目の2年生右腕・山口塁。5回裏にソロ本塁打を浴びたものの、6回を被安打3、1失点とほぼ完璧に抑えて期待に応えた。国際武道大学は8回表にも1番・田代健介、代打・籾山慎之助のタイムリーなどで3点を追加し、試合は8回コールドで決着している。

◆試合結果（8回コールド）
国際武道大｜0 2 4 0 0 0 0 3｜9
広島経済大｜0 0 0 0 1 0 0 0｜1

◆投手
・国際武道大：○山口　塁、冨重英二郎、湯浅永悟
・広島経済大：●倉本裕翔、高城拓叶、安岡拳児、根本大誠、内田智也

◆本塁打
・国際武道大：若山空蒼（1号2ラン・3回）
・広島経済大：山田京介（1号ソロ・5回）


文：大島和人