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大谷翔平(エンジェルス)
キャリア最長ホーマーは幻となったが、二刀流スターが2打席連続2ラン弾でチームを勝利に導いた。
エンジェルスの大谷翔平は現地5月31日(日本時間6月1日)、敵地ギャランティード・レート・フィールドのホワイトソックス戦に「3番・指名打者」でスタメン出場すると、第2打席と第3打席に連続して2ラン本塁打を放った。試合はエンジェルスが12-5で大勝し、敵地でのシリーズを2勝1敗として勝ち越した。
現地紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』は、同日付で電子版に掲載した試合のレポート記事の冒頭で、「ショウヘイ・オオタニとマイク・トラウトは、ちょうど良いタイミングで突如として活気付いた」と前置き。
その上で、「オオタニが2本の2ランホーマーを放つと、トラウトも本塁打1本を打ってエンジェルスによる12-5の勝利の原動力となった」と、主砲2人によるアベック弾を伝えた。
さらに記事では、「オオタニは火曜の夜に本塁打を放つと、水曜には2本放って、今季の本塁打を15本とした」と、ここ最近の大谷による本塁打量産を振り返った上で、「オオタニは3回に425フィート(約129.5メートル)のホーマーを放つと、4回には459フィート(約139.9メートル)の一打をかっ飛ばした」。
「2本目のホームランは当初、スタットキャストにより、476フィート(145,1メートル)と計測され、そうなっていれば彼にとってキャリア最長となっていたが、その後、計算し直された」と、この日の2発について伝えた。
また、記事では打者・大谷が「火曜夜の試合を迎えるにあたり、それまでの13試合の打率を.140としていた」と、短期的なスランプに陥っていたことについて触れ、「5月2日以来となる休養日を取るのではないか、と継続的に疑問を引き起こしていた」とした。
そして、フィル・ネビン監督による「君たちは、まだ私に、彼に1日オフを与えさせたいのかい?彼はずっと良いスイングをしている。昨日の前から、良い前兆はあったし、ここ2日はとても良いスイングをしている」とのコメントを伝えている。
J SPORTS 編集部
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