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菊池雄星(ブルージェイズ)
菊池雄星が今季6勝目を挙げた試合で、節目のMLB通算500奪三振に到達した。ブルージェイズの日本人左腕は現地5月30日(日本時間31日)、本拠地ロジャースセンターでのブルワーズ戦に先発登板。
初回に被弾して早々と2失点し、その後も今季ワーストの5四球と制球に苦しむ場面を見せながらも、5回3安打2失点4奪三振と粘投し、チームによる7-2の勝利に貢献するとともに、自身今季6勝目を挙げた。
◆試合結果
ブルワーズ |2 0 0 0 0 0 0 0 0|2
ブルージェイズ|4 2 1 0 0 0 0 0 X|7
現地誌『スポーツ・イラストレイテッド』は、同日付で電子版に「ブルージェイズによる、ブルワーズからの7-2の勝利での3つの重要ポイント」と題した記事を掲載し、その中で「キクチがダメージを回避して投げる」との小見出しをつけた上で、菊池の投球を重要ポイントの1つに挙げた。
記事では菊池がウィリアム・コントレラスに、2ランホーマーを被弾した初回の場面について、「右翼への大きなあたりは、ほぼ瞬時にトロントのホームクラウドから活気を奪った」と振り返り、「火曜の試合で3人目の打者を迎えた時点で、ユウセイ・キクチにとって見通しは暗いものとなっていた」とした。
「しかし、そこから左腕は落ち着いた」と続け、「優れていたわけでも効率的だったわけでもなかったが、キクチは初回を片付けると、さらに4イニングを無失点で乗り切って、トロントに勝利のチャンスをもたらした」と伝えた。
また、記事では節目の場面について、「4回に、キクチは外への速球でブルワーズの外野手、ジョーイ・ウィーマーを飛びつかせた。空振りにより、トロントの先発投手は、キャリア500個目の奪三振をマークした」とした。
その上で、「電光掲示板に節目の数字が点灯すると、キクチはマウンドから1歩降りてロジャースセンターの観衆からのオベーションに応え、ブルージェイズのダグアウトへ奪三振ボールを投げ入れた」と振り返っている。
J SPORTS 編集部
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