人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

野球 コラム 2023年5月12日

ダルビッシュ有、好投もチームは敗戦。昨季より4ヶ月早く「ボブが激怒」する

MLBコラム by J SPORTS 編集部
  • Line

ダルビッシュ有(パドレス)

パドレスのダルビッシュ有は現地5月11日(日本時間12日)、敵地ターゲットフィールドでのツインズ戦に先発登板し、6回4安打2失点、7奪三振1四球とクオリティスタート達成の好投を披露した。

ダルビッシュは勝利投手の権利を持ってブルペンにバトンを渡すも、救援投手がリードを守りきることができず、右腕に勝敗はつかなかった。試合はパドレスが3-5で敗れ、今季の成績を勝率5割の19勝19敗とした。

◆試合結果
パドレス|1 0 0 1 1 0 0 0 0|3
ツインズ|0 1 0 1 0 0 3 0 X|5

現地メディアはエースの好投を活かせなかったパドレスの敗戦について、「早くもボブが激怒」と、温厚な人柄で知られるボブ・メルビン監督が激しい調子でチームを鼓舞したという趣旨の記事を掲載した。

『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、試合のレポート記事の副題を「フェルナンド・タティス Jr.とルーグネッド・オドーアがホーマーを放ち、ダルビッシュは三振7つを奪うも、サンディエゴはツインズとのシリーズ最終戦を落とす」とした。

そして、記事の冒頭で「昨年9月、パドレスが標準を下回るパフォーマンスで、プレーオフ生き残りをかけて戦うなか、彼らのシーズンの軌道は、その後、複数の選手が話した通り、『ボブが激怒した』ことで劇的に好転した」と、昨季終盤にプレーオフ進出を果たしたパドレスにとって転機となった出来事を振り返った。

その上で、「期待値が大きく上がりながら、チームがまたしても標準に達しないパフォーマンスを見せるなか、今年はパドレスのボブ・メルビン監督が、かなり早い時期に激怒した」と伝えた。

地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』も同様に、メルビン監督のかけた発破についてフォーカスし、現地11日付で電子版に掲載した記事の書き出しを「今年は9月まで時間を取らなかった」とした上で、パドレスの現状を「今回はそこまで待てなかった。まだパドレスに時間は残されているかもしれないが、スヌーズボタンを押し続けるのは止め、起きる時間だ」と表現した。

記事によると、試合後に指揮官は「我々にはもっと良いプレーのできる選手たちがいるし、我々はもっと良いプレーをすることになるが、ただ口で言うのは止める時だ。(フィールドへ)出て実行する時だ。我々にとって、またしてもフラストレーションの溜まる試合だった。標準を下回るパフォーマンスだった」と述べたとのこと。

また、記事によると「パドレスは上腕三頭筋付近に張りを感じたことからわずか80球で降板となったユウ・ダルビッシュから6イニングを得た。彼は(張りについて)全く気にする様子を見せていなかったが、メルビン監督は無理をさせなかった」とのこと。

そして、試合後のメルビン監督による「彼は次の登板までには良くなる。ただ、私は彼が100%でないと判断した中で、7回も彼に投球させたくなかった」とのコメントを掲載した。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
野球を応援しよう!

野球の放送・配信ページへ