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野球 コラム 2023年5月11日

現地メディアが伝える「MLBでパニックに陥っている7チーム」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ラーズ・ヌートバー(カージナルス)

MLBの2023年シーズンは、まだ序盤の域を出ておらず、各球団の消化試合は40試合に満たないわけだが、各リーグやディビジョンの趨勢は、なんとなく形を帯び始めている。そこには、ある程度シーズン開幕前に予想された通りの成績や数字を積み上げているチームもあれば、良い意味でも悪い意味でも、予想外のパフォーマンスを示しているチームもある。

『MLB.com』は現地5月10日付で掲載した「最も心配されるべき2022年プレーオフ進出チームは?」という記事の中で、「悪い意味で予想外のパフォーマンスを示しているチーム」に焦点をあて、現時点でパニックに陥っている度合いの高い7チームをピックアップして今後の見通しについて論じている。

記事では、「まだ5月10日である。恐らく、どのチームにとっても、まだパニックに陥るには早過ぎる(思い出して欲しいのだが、昨年のフィリーズは13勝16敗で5月10日を迎えながら、最終的にはワールドシリーズに進出している)」と前置き。

そして、「しかし、幾つかの球団、と言うか、厳密には7チームにとって、2023年は必ずしも彼らが望んでいた快活なスタートとはならなかった」とした上で、「各々が感じているであろうパニックのレベルによる7球団のランク付け」を公開している。

昨季プレーオフ進出チームの現時点におけるパニック指数1位に選ばれたのは、現在13勝25敗で首位と8.0ゲーム差、そしてファングラフのプレーオフ進出オッズを24.7%としていたカージナルス。

ラーズ・ヌートバーが所属することから、日本でも注目度の高まった中西部の雄について、記事では、「このチームにはノーラン・アレナードポール・ゴールドシュミットに加え、とてつもなく才能に恵まれた選手層の厚い若手野手のグループがある」ことが望みとした。

だが、「投手陣、特に先発ローテーションはありとあらゆる問題を抱えており、助けがやってくる気配はそこまでしない」ことが問題であると指摘し、今後の予想については、「ポストシーズンに辿り着くための登り坂は急過ぎるものの、勝率5割を切ってシーズンを終えるには、ここにはタレントが揃い過ぎている」としている。

2位から5位にかけては順に、マリナーズ(18勝19敗/首位と4.5ゲーム差)、フィリーズ(18勝19敗/7ゲーム差)、ヤンキース(21勝17敗/8ゲーム差)、そしてガーディアンズ(17勝20敗/3ゲーム差)が選ばれており、6位には今季から千賀滉大の加わったメッツ(18勝19敗/7ゲーム差)がランクイン。7位には昨季のワールドチャピオンのアストロズ(19勝18敗/3.5ゲーム差)が入った。

昨季、激戦となったナショナルリーグ東地区で101勝を挙げたメッツについて、記事では「序盤に色々と問題があったにもかかわらず、2位とは僅か0.5ゲーム差であり、現在はジャスティン・バーランダーも復帰」し、「マックス・シャーザーは問題を解決するであろうし、センガの出現は、正当にエキサイティングな先発ローテーションのトップ3をもたらす」とした。

さらに「年齢層の高さが懸念点」としながらも、今後の見通しについては「昨年と比べて、雰囲気は少し調子外れだが、素晴らしいチームでなくなったわけではない。彼らがブレーブスを捕らえることはないだろうが、それでも明らかなプレーオフ進出チームには見える」としている。

ちなみに、現地水曜の試合を迎える時点でのメッツのファングラフによるプレーオフ進出オッズは56.7%となっている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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