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野球 コラム 2023年5月9日

吉田正尚らの活躍でレッドソックスが20位から6位へ急上昇。最新MLBパワーランキング

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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吉田正尚(レッドソックス)

『MLB.com』が現地5月8日に発表した最新のパワーランキングで、吉田正尚の所属するレッドソックスが前週の20位から6位へ急浮上した。これにより、シーズン開幕からハイレベルな争いを続けるアメリカンリーグ東地区からは、今週も1位を堅持したレイズを始めとする4チームがトップ10入り(うち3チームはトップ5)する事態となった。

今週のパワーランキングで最も大きな上昇を果たしたレッドソックスについて、『MLB.com』は同日付で掲載したランキングの記事の中で、「ボストンはフェンウェイパークにて、ア・リーグのライバルであるブルージェイズに対し、シリーズ4連戦をスイープすると、週末には敵地でフィリーズに対し、3試合中2試合で勝利した」とした。

その上で、「ラファエル・デバースがシーズン序盤のスランプから脱出し、さらにマサタカ・ヨシダとアレックス・バデューゴが攻撃面で貢献しているレッドソックスは、好調の波に乗っている」としている。

なお、最も順位を落としたのは、ランキングを8位から15位に下落させたメッツであり、先発ローテーションの駒が揃わず、ルーキーの千賀滉大への負担が増大するなか、打線が湿り切っているチームについて、記事では「マックス・シャザーが出場停止明けのマウンドで苦闘し、攻撃がスランプに陥っていることで、ワールドシリーズ出場の大望を抱いてシーズン開幕を迎えた球団にとって、クイーンズでの時間はタフなものとなっている」と伝えている。

また、菊池雄星が好投を続けているブルージェイズは、先週からランキングを1つ落としたものの、4位に入っており、記事ではチームの現況について、「突如として猛威を振るっているレッドソックスにスイープされたものの、彼らは体勢を立て直し、パイレーツには、合計22-3と説得力のあるやり方で3試合のシリーズをスイープした」と先週の成績を振り返った。

そして、「ブルージェイズは今後、シチズンズバンクパークでのフィリーズとの2連戦を皮切りに、本拠地にブレーブス、ヤンキース、そしてオリオールズを迎えるタフな連戦が待ち受けているだけに、打棒の好調が継続することを願っている」としている。

◆最新MLBパワーランキング トップ10

1位 レイズ(ア・リーグ東地区)
2位 ブレーブス(ナ・リーグ東地区)
3位 オリオールズ(ア・リーグ東地区)
4位 ブルージェイズ(ア・リーグ東地区)
5位 ドジャース(ナ・リーグ西地区)
6位 レッドソックス(ア・リーグ東地区)
7位 レンジャーズ(ア・リーグ西地区)
8位 ブルワーズ(ナ・リーグ中地区)
9位 アストロズ(ア・リーグ西地区)
10位 ツインズ(ア・リーグ中地区)

前田健太の所属するツインズは10位、ダルビッシュ有のパドレスは11位、大谷翔平のエンジェルスは16位、鈴木誠也のカブスは17位、ラーズ・ヌートバーのカージナルスは26位、ルーキーの藤浪晋太郎ともども苦闘を続けているアスレチックスは最下位となっている。

J SPORTS編集部

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