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吉田正尚(レッドソックス)
どのような名選手にも憧れの存在はいるものであり、日本屈指のスラッガーである吉田正尚も例外ではない。レッドソックスのルーキー左翼手による、ブライス・ハーパーへの桁外れのリスペクトは、日本の一部ファンの間では周知のことだが、この度、吉田が憧れのハーパーと対面した場面について、現地メディアもその詳細を報じている。
『MLB.com』でレッドソックスを担当するイアン・ブラウン記者は、この両者がフィリーズの本拠地、シチンズバンクパークで面会した様子を現地6日付で投稿した単独の記事で伝えている。
ブラウン記者は記事の冒頭で、「このところ、レッドソックスの左翼手マサタカ・ヨシダの人生は、至って順調だ」と前置きした上で、「15試合連続安打中のヨシダは、シチズンズバンクパークで行われた土曜のフィリーズ戦の前に、彼のアイドルと会ったのである」とした。
そして、「そのアイドルとはブライス・ハーパー」であり、「日本代表でヨシダが着用したのと同じ背番号34をつけていた、あのブライス・ハーパー」であり、「ヨシダに自身の飼うフレンチブルドッグに『ハーパー』と命名させるに至った、あのブライス・ハーパーである」と伝えた。
記事によると、ハーパーは吉田に昨年ハーパーがナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)で実際に使用したバットなど、バット2本とスパイク一足を進呈し、そのバットには、ハーパーによる直筆で、本人のサインと『To Masataka, MVPX2, GU: NLCS bat』の文字が書かれているとのこと。ちなみに、MVPX2はハーパーによる2度のナ・リーグMVP獲得を意味し、GUとはGame Used(試合で使用)の略である。
ブラウン記者は、吉田に「宝物」をプレゼントしたハーパーについて、「子供の頃、どれだけヤンキースのデレク・ジーターとバーニー・ウィリアムスに憧れていたかを記憶しているハーパーは、ヨシダが彼のことを同じように思っていることについて、光栄に感じている」とした。
その上で、ハーパーによる「そうだね、これはとてもクールだよ。若い頃は、誰かを尊敬し、その人の真似をしようとするものだから。僕にとって、それは父だった。僕は僕らのために一生懸命働く父の姿を覚えている。それと同じようなインパクトを他の人に及ぼすことができるのは、とてもクールだ」。
「どのような職業であれ、尊敬される人間になるというのは、とても謙虚な思いがする状況だ。誰かにとって、そういう人間になれるのは、とてもクールなことだね」とのコメントを掲載。
また、記事によると、「ハーパーは、ヨシダ(108打数で打率.315/出塁率.400/長打率.537、6本塁打、24打点)がいかに迅速に最高レベルの野球へ適応しているかに注目している」とのこと。
ハーパーは吉田について、「彼はこっちにやって来て、最初の数週間で大きな成功を収めることができた。君たちもあの場所が厳しいかは知っていると思うけれど、特にボストンという場所で、彼がこの時点でそれをできたのは、とてもクールだね」と述べたとのこと。
J SPORTS 編集部
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