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野球 コラム 2023年5月6日

千賀滉大、先発ローテの柱として攻撃陣の不振もカバーする好投

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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千賀滉大(メッツ)

メッツのルーキー右腕が久し振りに快投を見せた。現地5月5日(日本時間6日)に本拠地シティフィールドで行われたロッキーズ戦に先発登板した千賀滉大は、6回101球を投げ、2安打無失点、4奪三振4四球と、しっかりと役割を果たしチームの継投による完封勝利に貢献した。試合はメッツが1-0で勝利し、千賀は今季4勝目を挙げた。

地元紙『デイリー・ニューズ』は試合後、電子版に「コウダイ・センガが支配するなか、メッツはロッキーズに勝利し、連敗を3で止める」と題した記事を掲載し、「メッツはロッキーズとの3連戦を、ブランドン・ニモの本塁打と、右腕のコウダイ・センガによる6回無失点ピッチングによる勝利でスタートさせた」と投打の殊勲について簡単に振り返った。

その上で、右腕の投球について、「センガ(4勝1敗)は3日多く休んだ上でこの試合を迎えた。彼の目標は、より効率的な投球で四球を減らし、より試合のより深いイニングまで投げることだった。彼は右腕のドリュー・スミスと交代するまで、力強い6回を投げ、4四球は出したものの、必要な場面でアウトを取り、今季これまでのところ最高の登板の1つを締め括った」と伝えた。

記事によると、9回に登板してセーブを記録したアダム・オッタビーノは、この日の千賀について「コウダイは素晴らしい仕事をした。我々はそれを無駄にしたくなかった。何としても(リードを)守り切らなければならなかった」と述べたとのこと。

現地紙『ニューヨーク・ポスト』も千賀が休養十分だったことについて言及しており、試合後に電子版に掲載した記事の冒頭で、「メッツの攻撃は依然として面倒なことになっているが、休養十分だったコウダイ・センガとブルペンがその埋め合わせをし、ブランドン・ニモの本塁打による1-0のリードを守り切ってロッキーズに勝利」と試合のあらましを振り返った。

そして、中8日で右腕を先発登板させたことについて、「ナ・リーグ西地区最下位ながら、目下4連勝でこの試合を迎えたロッキーズに対し、この戦術は功を奏した」と伝えた。

一方、現地スポーツ局の『SNY』は電子版に掲載した試合のレポートの記事の冒頭で、メッツがシーズン序盤にマックス・シャーザージャスティン・バーランダーという先発ローテーションの中核を欠いたことから、「コウダイ・センガは、これまでのところ2023年シーズンはメッツのローテーションの根幹となっているが、それは計画的なものではない」とした。

「センガはチームで最も安定した先発投手となっているが、それはロッキーズに対する金曜夜の勝利でもまさにその通りだった」としつつ、「4四球を与えるなど制球に問題があったため、最高の登板ではなかったが、それでも101球で6回を投げ切った」と、この日の右腕の投球内容を振り返った。

さらに、バック・ショーウォルター監督による「彼は速球の方が制球が良かった。スプリットも悪くなかったが、私が思うほどの出来ではなかった。とは言え、彼は十分な変化球を持っている。回が進むにつれ、彼は良くなって行った」とのコメントを添えた。

J SPORTS編集部

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