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野球 コラム 2023年4月27日

吉田正尚、7試合連続安打となる第4号本塁打。現地メディアは「オン・ファイア」と伝える

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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吉田正尚(レッドソックス)

オン・ファイアとは正にこのことである。レッドソックスの吉田正尚は現地4月26日(日本時間27日)に行われた敵地オリオールズ戦に「4番・左翼」で先発出場。2回に今季4号ソロ弾を放つと、守備では6回一死満塁の場面で左中間への打球をダイビングキャッチするファインプレーを見せ、攻守に躍動した。

現地スポーツ情報サイト『NESN』は、吉田の本塁打に関する速報記事を掲載し、その冒頭で「マサタカ・ヨシダはこの1週間『オン・ファイア』だ」とした上で、「ボストン・レッドソックスの左翼手は、水曜の試合の2回にタイラー・ウェルズのチェンジアップを弾き返す本塁打を放ち、連続安打試合数を7試合に伸ばした」と伝えた。

さらに「以下のホームランは要チェック」とした上で本塁打の動画を紹介し、「このホーマーの打球初速は時速106マイル(約170.6キロ)で、推定飛距離は412フィート(約125.6メートル)だった」と日本人スラッガーによる完璧な当たりを振り返った。

一方、『MLB.com』でレッドソックスを担当するイアン・ブラウン記者は、試合後、レッドソックスによる同日までの19連戦を総括する記事を投稿し、「5つの重要点」の筆頭として「ヨシダのバットが働き始めた」点を挙げた。

記事では、「レッドソックスが敵地遠征へと出発した際、マサタカ・ヨシダの度を越したゴロ率と長打不足に関する懸念があった。その時点で、彼は63打席に対し、打率.189/出塁率.317/長打率.264、1本塁打、8打点としていた」と前置き。

その上で、「ミルウォーキーとボルティモアの遠征を通じ、大きな形で調子を取り戻したヨシダは、23打数11安打、1二塁打、3本塁打、8打点、1.413 OPSとした」と、数字により、ここ最近の吉田の好調ぶりを振り返った。

ブラウン記者はこの好調の要因について、「アレックス・コーラ監督は、ヨシダが逆方向への打撃を意識し、より長い時間ボールを見られるようになったことにより、状況が好転したと考えている」としている。

そして、「ヨシダが日曜にミルウォーキーで放った、彼によるそのイニング2本目のホーマーとなったグランドスラムは、彼がシーズン序盤のスランプから脱したことをはっきりと示す兆しだった」と伝えている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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