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吉田正尚
現地4月23日(日本時間24日)の敵地ブルワーズ戦に「4番・左翼」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚が、球団としてはチームのレジェンドであるデビッド・オルティーズ以来となる1イニング2ホーマーの活躍で、チームの勝利に貢献した。
レッドソックスは1点を追う8回にジャスティン・ターナーと吉田の2者連続ソロ本塁打で5-4と逆転に成功すると、その後も打棒の勢いは止まらず、再び打席の回ってきた吉田が、MLBでは自身初となる満塁本塁打を右翼スタンド2階席へ放って勝負の行方を決定づけた。結局、試合はレッドソックスが12-5で勝利し、シリーズ勝ち越しに成功。吉田は初回にも犠牲フライで先制の打点を挙げており、この試合は4打数2安打2本塁打6打点と、大暴れのパフォーマンスとなった。
現地放送では、満塁弾を放った吉田に対し、「彼にとっては低調なシーズンのスタートとなりましたが、彼は戻ってきたと言っていいでしょう」とコメント。同様に現地紙『ボストン・グローブ』も試合後に電子版に掲載したレポート記事の中で吉田の復調について触れており、「4打数2安打6打点だったヨシダは、2008年8月12日にフェンウェイパークで行われたテキサス・レンジャーズ戦でのデビッド・オルティーズ以来となる同一イニングで2ホーマーを放ったソックスの選手となった」と伝えた。
また、その上で「ヨシダは最初の13試合の打撃成績を打率.167、.560 OPSとしていたが、彼の合衆国における最初のシーズンで、これは完全に予想外のことではなかった。彼はその後の4試合を17打数7安打、9打点としている」と伝えた。
現地スポーツ局『ESPN』も電子版に吉田の1イニング2ホーマーを伝える記事を掲載し、シーズン序盤のスランプについて「ヨシダがハビー・ゲラから放った打球初速105.4マイル(169.6キロ)の右翼席へ飛び込んだグランドスラムは、ここ最近の試合で復調の兆しを見せていたとは言え、シーズンを通して不調から抜け出せないでいた選手にとっては断固たる声明となった」と表現。
そして、「ひとまず、ヨシダはこれまで醜悪な数字を脇へやることができる」としつつ、試合後に吉田がこの活躍に浮かれることなく、地に足の着いたコメントを発したことから、「スポットライトを浴びるパフォーマンスを見せたにも関わらず、今すぐにヨシダが祝福し始めると言うことはないようだ」と伝えた。
J SPORTS 編集部
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