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野球 コラム 2023年3月15日

【ハイライト動画あり】ドミニカ共和国がコールドでイスラエルに勝利。最終戦でプエルトリコと準々決勝進出を懸け激突。WBC 1次ラウンド プールD

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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ドミニカ共和国vs.イスラエル

『死の組』プールDは、ベネズエラが3戦全勝でリードするなか、2勝1敗のプエルトリコが暫定的に第2集団の先頭に立つ状況で、ともに1勝1敗のドミニカ共和国イスラエルがこの日のマイアミでのナイトゲームで対戦した。

両チームにとって必勝を期す試合となるのは間違いないが、ドミニカ共和国はこの試合に敗れても、準々決勝進出の可能性が残されるのに対し、イスラエルはこの試合に敗北すると大会からの敗退が決定する状況でプレイボールを迎えた。

後攻のドミニカ共和国は先発のロアンシー・コントレラスが三者凡退の軽快な立ち上がりを見せると、初回にイスラエル先発のジェイコブ・スタインメッツから二死1・3塁のチャンスを作ったところで、エロイ・ヒメネスが甘く入ったフォーシームをレフト前へ弾き返し、先制点を挙げる。

ドミニカ打線は3回も破壊力の違いを見せつける。前日大会1号本塁打を放っているマニー・マチャドが、真ん中に入ったスライダーを完璧に捉え、左翼スタンド上段のパティオへ推定飛距離437フィート(約133.2メートル)の特大ソロホームランを放って2点目を入れると、捌いた打撃で左中間を破ったケテル・マルテの適時二塁打で3-0とリードを広げる。

その後、ドミニカ共和国はマウンドに上がる投手陣が二塁を踏ませぬ投球で試合を支配するなか、4回と5回は走者を出しながら無得点に終わるも、6回に無死満塁のチャンスを作ると、フリオ・ロドリゲスとマチャドの連打で一挙4点を挙げ、7-0として勝負の行方を決定づける。

さらにドミニカ共和国は7回、途中出場のロビンソン・カノーとネルソン・クルーズが連打で出塁すると、代打のジーン・セグラが二塁打で大ベテラン2人をホームに帰し、10-0でコールド勝ちを収めた。

この結果、プールDはベネズエラの準々決勝進出とイスラエルの敗退が決定。最終戦では、ともに2勝1敗としたドミニカ共和国とプエルトリコが、準々決勝進出へ残り1枠を巡って直接対決することとなった。

◆試合結果
イスラエル  |0 0 0 0 0 0 0 | 0
ドミニカ共和国|1 0 2 0 0 4 3X|10

◆プールD 順位表
1位 ベネズエラ 3勝0敗
2位 ドミニカ共和国 2勝1敗
2位 プエルトリコ 2勝1敗
4位 イスラエル 1勝2敗
5位 ニカラグア 0勝4敗

2023 WORLD BASEBALL CLASSIC

【ハイライト動画】ドミニカ共和国 vs. イスラエル

J SPORTS編集部

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