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野球 コラム 2023年3月7日

大谷翔平&マイク・トラウト、2023年MLBの「打線最強デュオ」の2位に選ばれる

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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WBCでの活躍も期待される大谷翔平

「打線最強デュオ」。なぜ、あえて2人組としたのか、その辺のところはよく分からないが、『MLB.com』は現地6日付で「2023年の野球界における打線デュオトップ10を格付け」と題した記事を掲載し、2023年シーズンのMLBにおける打線の2人組トップ10を発表したので、今回はその顔ぶれを紹介しよう。

今回のランキングで1位に選ばれ、打線最強デュオの称号を与えられたのは、昨季、ナショナルリーグのチャンピヨンシップシリーズまで進出したパドレスで強力な上位打線を形成するフアン・ソトマニー・マチャドの2人だった。

記事を投稿したマニー・ランダワ記者は、この選出理由について、「ナンバー1とナンバー2は紙一重の差だったが、我々はより若く経歴的により耐久性のあるソトとマチャドのコンビネーションに軍配を上げることにした」と記している。

WBCでは大谷翔平との対戦が期待されるマイク・トラウト

紙一重の差で2位となったのは、エンジェルス打線のデュオ、大谷翔平マイク・トラウトのコンビだった。記事ではトラウトについて、「ここ数年は、フィールドに居続けることにトラブルを抱えてきた」とした上で、「3度のアメリカンリーグMVP受賞者は、2016年以降、150試合以上プレーしたシーズンはないものの、打線に入ると、彼は打席にてこれまで通りエリートであり続けている」と評している。

二刀流スターについては、「果たして彼はこれから先も二刀流プレーヤーのスーパースターであり続けられるか?」と疑問を投げかけた上で、「2021年のア・リーグMVPにして、2022年の同2位は、打席にて30~35本の範囲で本塁打を打ち、OPSも.800台後半の成績を残しそうだ」としている。

3位にはドジャースのムーキー・ベッツフレディ・フリーマンが選出されており、記事ではエンジェルスの2人と同じようにMVPデュオとなったこの2人について、「このオフシーズンにアップグレードされなかったドジャース打線において、このデュオは引き続きL.A.打線からの大きな生産力を確約することになるだろう」としている。

なお、ここまでの6人は、全員今回のWBCでそのプレーを見ることができ、ソトとマチャドに至ってはドミニカ共和国代表でも「最強デュオ」を形成している。

4位以下は次の通りであり、5位の2人も2023 WBCアメリカ代表のチームメイトである。

4位:ヨルダン・アルバレス&ホセ・アルトゥーベ(アストロズ)

5位:ポール・ゴールドシュミットノーラン・アレナード(カージナルス)

6位:ロナルド・アクーニャJr.&オースティン・ライリー(ブレーブス)

7位:ブラディミール・ゲレーロJr.&ボー・ビシェット(ブルージェイズ)

8位:アーロン・ジャッジ&ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)

9位:カルロス・コレア&バイロン・バクストン(ツインズ)

10位:ピート・アロンゾ&フランシスコ・リンドーア(メッツ)

今回は2人組ということだったが、これが「打線最強トリオ」となった場合、そのトップ10がどういうリストになるのか、それはそれで気になるところである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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