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横浜DeNAベイスターズ
『横浜反撃』のスローガンのもと、前年の最下位から2位に躍進した2022年シーズン。今回から2回に渡り、各月の投打のMVPを月間成績に基づいた数字のみで選出してみたいと思います(文中の数字は全て月間成績)。
◆3・4月:10勝15敗
・チーム成績:打率.242、防御率4.12
・先発投手MVP:上茶谷大河
・救援投手MVP:伊勢大夢
・野手MVP:牧秀悟
投手陣は、右のエース候補として復活を期す上茶谷大河が4試合で2勝(2敗)、防御率2.45をマーク。来日2年目のロメロも2勝(2敗)を挙げたが防御率は6点台で、左腕では2試合に登板して1勝、防御率2.08の石田健大が安定した投球を見せた。
リリーフ陣の最多登板は伊勢大夢で、12試合で1勝5H(ホールド)、防御率0.00と完璧な内容。エスコバーが11試合で1S(セーブ)、5Hで防御率1.86、トミー・ジョン手術から復帰した田中健二朗が10試合で1勝3H、防御率0.90を記録した。
野手は宮崎敏郎が開幕から好調をキープし、打率.351、3本塁打、9打点をマークしたが、左太もも裏の炎症により16試合で離脱。牧秀悟はコロナ陽性での欠場があったが、19試合で打率.328、5本塁打、13打点と2部門でチームトップの数字を残した。
牧の不在中に4番を任されたソトは、一軍昇格が4月12日と出遅れたが、15試合で打率.333、4本塁打、9打点と活躍した。また、離脱者続出の中、唯一全試合でスタメン出場を果たしたのが佐野恵太で、打率.288、2本塁打、10打点。その他では大和が22試合で打率.292、楠本泰史が18試合で打率.281、チームトップの4盗塁をマークした。
◆5月:11勝11敗
・チーム成績:打率.253、防御率3.92
・先発投手MVP:大貫晋一
・救援投手MVP:山崎康晃
・野手MVP:牧秀悟
勝率5割で終えた5月は、先発投手陣で左右のエース格が躍動。GW明けにようやく一軍初登板となった今永昇太が4試合で2勝0敗、防御率1.67と安定感抜群の内容を見せた。さらにその上をいったのが、3・4月は未勝利だった大貫晋一で、4試合で3勝1敗、防御率1.07をマークした。
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