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野球 コラム 2022年10月23日

【ハイライト動画あり】侍ジャパンU-23、メキシコを撃破。3大会ぶりの優勝を目指し決勝で韓国と対戦。WBSC U-23ベースボールワールドカップ

野球好きコラム by J SPORTS 編集部
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WBSC U-23ベースボールワールドカップ

台湾で行われている「WBSC U-23ベースボールワールドカップ」。「U-23」の大会のため、出場資格が与えられるのは1999年から2004年に生まれた選手。「大卒2年目の早生まれ」「高卒6年目の早生まれ」まで参加資格がある。また今回の侍ジャパンU-23代表は社会人(JABA)の選手で構成されている。

オープニングラウンド4勝1敗でスーパーラウンドに入り、投手力を軸にいずれも接戦をものにして2連勝とした侍ジャパンU-23代表は、メキシコとの最終戦に勝てば、韓国の待つ決勝進出が決まるという状況でスーパーラウンド第3戦のプレーボールを迎えた。

後攻の日本は、先発マウンドに上がった片山楽生(NTT東日本)がテンポ良い投球で初回を三者凡退に討ち取ると、2回も打者3人でしっかり抑え、わずか17球で6つのアウトを取る。すると2回裏、片山の好投に応えたい日本は、この回先頭の大西蓮(JR東日本東北)がライト前へ運んで出塁すると、一死2塁として打席に入った齋田海斗(TDK)がカウント1-0から高めの球を弾き返し、二遊間を破る適時打で先制に成功する。

好投を続ける片山は3回に二死から死球でこの試合初めて走者を出すも、続く1番・ヌニェスを三邪飛に打ち取りスコアボードに0を並べる。主導権を握りつつある日本はその裏、リードオフの中川拓紀(Honda鈴鹿)が逆方向への技ありの二塁打でチャンスを作ると、続く平野友都(西部ガス)がカウント1-2と追い込まれながらもライト前へしぶとく安打を放ち、無死1・3塁として、メキシコ先発のブロッホをマウンドから引きずり降ろす。

勢いの止まらない日本はその後、死球で無死満塁とすると、4番・相羽寛太(ヤマハ)がカウント1-2から4球ファウルで粘り、2-2としたところで、メキシコ2番手レジェスの速球を詰まりながらもライト前へと弾き返し、1点を加える。さらに日本は、一死満塁から中村迅(NTT東日本)の犠牲フライで1点を追加すると、続く齋田が2打席連続の適時打を放って4-0とリードを広げる。

WBSC U-23ベースボールワールドカップ 2022

【ハイライト】スーパーラウンド 日本 vs. メキシコ

支配的な投球でメキシコ打線を沈黙させる日本先発の片山は、3回に入ってもアクセルを緩めず、難なく二死とすると、4番・バレンズエラにライトポール方向へ際どい打球を打たれるも、これはファウルとなり、最後は粘る相手を三振に打ち取り、マウンド上で力強いガッツポーズを見せる。

完全に試合の主導権を握った日本は、こちらも勝てば決勝進出となるメキシコに対し、4回も二塁打と内安打で二死1・3塁とチャンスを作るも、ここは4番の相羽がメキシコ3番手のパルティーダに抑えられ、追加点の好機を逸する。

天母野球場に雨が降り始めた5回も、日本は片山が引き続きマウンドへと上がり、一死からこの試合初の四球で走者を出すも、続く打者2人をきっちりと抑え、ノーヒットピッチングを継続してスコアボードに0を並べる。一気に試合を決めたい日本はその裏、単打と死球、犠飛で二死1・3塁とするも、あと1本が出ず、試合は終盤へ。

すると6回、日本は2番手でマウンドに上がった澤柳亮太郎(ロキテクノ富山)が、この回先頭のカマチョに左中間を破る三塁打を打たれ、この試合初めて得点圏に走者を背負うと、その後、2三振を奪うも四球2つで二死満塁とピンチを広げ、続くサリナスにも四球を与え、押し出しで1点を奪われる。澤柳はなおも二死満塁と一打逆転の状況に直面するも、6番・サンチェスをレフトフライに打ち取り、最少失点でピンチを切り抜ける。

日本は最終回も澤柳がマウンドへ上がると、二死1・2塁から2番・セペダにライト線を破る二塁打を浴び、1点を返され、なおも二死2・3塁と再び一打同点の状況に追い込まれる。しかし、ここで続投した澤柳は続くモラ・ゴンザレスを三邪飛に打ち取りゲームセット。

◆試合結果 ※7イニング制
メキシコ|0 0 0 0 0 1 1|2
日  本|0 1 3 0 0 0 X|4

若き侍ジャパンは終盤こそ追い上げを許したものの、強敵メキシコを4-2で退け、決勝進出を確定させた。その決勝では、第1回大会以来の優勝を期して韓国と激突する。

【日本の試合結果】

◆オープニングラウンド
10月14日(金)ドイツ 0-6 日本
10月15日(土)ベネズエラ 2-5 日本
10月16日(日)日本 1-3 チャイニーズ・タイペイ
10月17日(月)日本 4-1 コロンビア
10月18日(火)南アフリカ 0-9 日本

◆スーパーラウンド
10月20日(木)日本 2-1 オーストラリア
10月21日(金)韓国 1-2 日本
10月22日(土)日本 4-2 メキシコ

J SPORTS編集部

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