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野球 コラム 2022年10月19日

休養十分のアストロズと勢いのヤンキースが激突。カギは復調を期すバーランダー。ア・リーグ チャンピオンシップシリーズ第1戦

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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アストロズvs.ヤンキース

ナショナルリーグが番狂わせを演じた下位シード同士の対決となったのに対し、アメリカンリーグ チャンピオンシップシリーズ(ALCS)は上位2シードのチームが順当に勝ち上がって対戦する好対照の顔合わせとなった。

第1シードのアストロズは、何れも接戦となったものの、ア・リーグ ディビジョンシリーズ(ALDS)で、ワイルドカードのマリナーズを3連勝で下し、ALCSへと駒を進めた。

中でも、第1戦で逆転サヨナラ本塁打を放ち、続く第2戦でも逆転本塁打を放つなど、無類の勝負強さを発揮して殊勲の活躍を見せたヨルダン・アルバレスは要注目であり、果たしてこのシリーズでヤンキース投手陣とどのような勝負を繰り広げるのか、非常に興味深いとろだ。

一方、そのALCSでアストロズと激突することになった第2シードのヤンキースは、ディビジョンシリーズで一時は敗退の危機に瀕するも、第4戦と第5戦を連勝したことで、ようやくガーディアンズを退けたのだが、2度の雨天延期を余儀なくされたことで、ニューヨークでの第5戦から間を置かずにヒューストンでのALCS第1戦を迎える厳しいスケジュールを強いられる状況になった。

特にピッチングスタッフの疲労度という観点からすると、中3日で本拠地ミニッツメイドパークでの第1戦をプレーするアストロズが大きなアドバンテージを握っているのは明白であり、この辺がシリーズの流れにどのような作用をもたらすかに注目したい。

そんな第1戦のカギを握るのは、レギュラーシーズンで18勝4敗、防御率1.75と、今季ア・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補となるパフォーマンスを見せながらも、マリナーズとのディビジョンシリーズ第1戦で、4回6失点と、本来の姿とは程遠い投球を見せたアストロズ先発のジャスティン・バーランダーの復調具合だ。

試合前日の会見で、ベテランの大エースに第1戦の先発マウンドを託すことに決めたダスティー・ベイカー監督は、「ジャスティンのことは心配していない。最高のゲームを投げてくれると期待している」と、バーランダーに対する全幅の信頼を口にしている。

また、『MLB.com』は試合前日の現地18日、バーランダーに焦点を当てた記事を掲載し、その中で「ヤンキースと対戦した2017年ALCSでMVPを獲得したバーランダーは、ポストシーズンで先発登板した直近5試合の成績を0勝3敗、防御率5.97」「彼のプレーオフでの最後の勝利は、2019年ALDS第1戦でレイズを7回無失点に抑えた試合まで遡る」とした。

しかし、「アストロズが第1戦でマウンドを託せる選手は、他にいない」と、近年の右腕によるポストシーズンでのパフォーマンスを懸念材料として指摘ながらも、監督の人選の妥当性を伝えている。

日程的なハンディを抱えながらも、2連勝の勢いそのままにヒューストンへと乗り込むヤンキースは、ガーディアンズとのALDSで5試合計9本塁打と、自慢の本塁打攻勢はポストシーズンに入っても健在である。

ヤンキースとアストロズがポストシーズンで雌雄を決するのは、2019年のALCS以来だが、そんなヤンキース打線と百戦錬磨のバーランダーによるリターンマッチには、どのような筋書きが用意されているのか。再戦のプレーボールは、もう間も無くコールされようとしている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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