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ダルビッシュ有、キャリアハイの17勝目ならず
パドレスのダルビッシュ有は現地9月30日(日本時間10月1日)、キャリハイ更新の17勝目を期して本拠地ペトコパークでのホワイトソックス戦で先発登板すると、6回8安打3失点、6奪三振1四球の粘投で8試合連続となるクオリティスタートを達成するも、打線の援護に乏しく、今季8敗目を喫した。
試合は1-3でパドレスが敗れ、この日はワイルドカード争いで後続につける2チームが勝利したため、パドレスのポストシーズン進出へのマジックは3のまま変わらず、ワイルドカードレースで2位につけるパドレスと、同3位のフィリーズは1.5ゲーム差、圏外の4位につけるブルワーズとは2ゲーム差と、剣呑な状況に拍車が掛かることとなった。
MLB.comでパドレスを担当するAJカッサベル記者は、試合後、「ダルビッシュによる先の一手もパドレスをワイルドカードの枠には近付けず」と題した記事を投稿。
その冒頭で、「金曜の夜、ユウ・ダルビッシュは23先発試合連続となる6回以上の投球を完遂した」とし、「明らかに、彼は支配的な最高の状態ではなかった」とした。
その上で、「しかし、それでもダルビッシュは効果的で、6奪三振とする傍ら、与えた失点を3とした」と右腕の投球を振り返り、「彼の一貫性には眼を見張るものがあり、ダルビッシュは苦戦した時でさえ、ほぼ常にパドレスに勝つチャンスを与えてきた」と、この試合でもエースとして最低限の安定感を発揮したパフォーマンスを評した。
さらに記事では、この試合でダルビッシュが通常よりも中1日多くインターバルを取って先発登板したことについて触れた上で、「確かにそれはリスクだった」とした。
「ダルビッシュを金曜へ後ろ倒しすることにより、彼は必要に応じて(レギュラーシーズン最後の)162試合目で投げるスケジュールになった」とした上で、「そしてもし、彼がその試合で必要とされた場合、彼は通常の休養期間を挟んでワイルドカードシリーズで起用できなくなった」と伝えた。
仮にこのホワイトソックスとのシリーズ開幕戦でパドレスが勝利し、ワイルドカードの座をほぼ確定的にしていた場合、ダルビッシュはレギュラーシーズン最終戦での先発登板を回避し、ワイルドカードシリーズ第1戦で先発登板することが濃厚と目されていた。
だが、カッサベル記者はパドレスの現況について、「これで3連敗となったパドレスは、なかなか抜け出せそうにない、ナショナル・カードのワイルドカードレースの泥沼に引き込まれてしまった」と伝えている。
J SPORTS 編集部
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