人気ランキング
コラム一覧
ダルビッシュ有、ポストシーズンの活躍も期待したい
パドレスは2022年シーズンが最終盤に差し掛かった今になって、ようやく昨季シーズン前に思い描いていた投手王国の栄華を謳歌している。
ダルビッシュ有によるエースの面目躍如たる支配的なパフォーマンスはもとより、シーズン後半に入って完全復活を遂げたサイ・ヤング賞左腕、ブレイク・スネルの存在が大きい。
この2人に加え、昨季大躍進を遂げたジョー・マスグローブ、そして今季からチームに加入したマイク・クレビンジャーとショーン・マネイアで構成する先発ローテンションは、MLB屈指の陣容となっている。
現在、パドレスはナショナル・リーグのワイルドカード争いで、すでにポストシーズン行きを決めたブレーブスに次ぐ2番手の位置につけており、3番手のフィリーズには0.5ゲーム差、4番手のブルワーズには2.5ゲーム差をつけている。
仮にパドレスがこの位置をキープしてレギュラーシーズンを終えた場合、10月7日(現地時間)から開催されるワイルドカードシリーズに臨むことになるのだが、この3試合のシリーズを勝ち抜く上で、シリーズ最初の2試合でダルビッシュとスネルが先発登板できるかどうかが鍵を握っているのは、言うまでもない。
『MLB.com』でパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は、現地23日付で投稿した最新の記事で、今後のパドレスの先発ローテーションを予想しており、パドレスがワイルドカードシリーズ出場を果たした場合、そのシリーズ第1戦でダルビッシュが先発登板できるかどうかは、レギュラーシーズン最終戦の1つ前の試合次第であると分析している。
記事では、パドレスがこのまま先発ローテーションの順序を守った場合、ダルビッシュは9月24日のロッキーズとのシリーズ第2戦、29日のドジャースとのシリーズ第3戦、そして10月4日のジャイアンツとのシリーズ第2戦で先発登板すると予想。
その上で、「ダルビッシュはシーズン最後から2番目の試合で先発する予定となっているが、これはパドレスがその前にワイルドカードを確定させることへの追加のインセンティブになる」とした。
そして、「なぜなら、そうなれば、この日はダルビッシュをブルペンセッションで投げさせ、その上で、ワイルドカードシリーズ第1戦で先発起用することができるからだ」としている。
カッサベル記者は続けて、「もし、ダルビッシュがジャイアンツとの(レギュラーシーズン)第161試合で投げたとしても、彼は行われる可能性のあるワイルドカードシリーズ第3戦で投げることができる」としているが、パドレスのボブ・メルビン監督としては、やはりエースをポストシーズンのシリーズ第1戦で起用する定石を打ちたいところだろう。
パドレスがポストシーズンで成功を収めるべく、自慢の先発ローテーションの力をフル活用できるかどうかは、レギュラーシーズンの最後から2番目、161試合目までに、ワイルドカードを確定させているか否かにかかっているようだ。
J SPORTS 編集部
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
広島 vs. 東京ヤクルト(10/4) J SPORTS STADIUM2025
10月4日 午後1:25〜
-
11月24日 午後4:30〜
-
11月26日 午前11:55〜
-
11月26日 午後3:45〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月29日放送分)
12月3日 午後12:00〜
-
【限定】中日ドラゴンズ応援番組!ドラナビ(スターキャットチャンネル2025年11月22日放送分)
11月26日 午後12:00〜
-
ガンバレ日本プロ野球!? リターンズ25/26 【浅村栄斗・中島宏之編】 #1
11月15日 午後8:00〜
J SPORTSで
野球を応援しよう!
