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野球 コラム 2022年9月12日

鈴木誠也、第13号本塁打。チームメートは「まだまだこんなものではない」と語る

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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鈴木誠也、13号本塁打

カブスの鈴木誠也は現地9月11日(日本時間12日)、本拠地リグレーフィールドでのジャイアンツ戦に「3番・右翼」でスタメン出場すると、8回の第4打席にセンター後方のスタンドへ消える特大の今季13号ソロを放った。

試合はカブスが2-4で敗れるも、『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、試合後、「スズキの成功は『まだまだこんなものではない』」と題した記事を投稿し、和製スラッガーの活躍を伝えた。

記事では冒頭で、今季試合後のロッカールームで鈴木の姿が見えないことが多々あり、そうした場合、「近くのケージで打撃練習をする音が聞こえてくるので、彼がどこにいるのか誰でも知ることになる」とのエピソードを紹介。

これについての先発投手ウェイド・マイリーによる「彼はケージで練習している。彼はコンスタントに自身を次のレベルへ押し上げようと努力している。時として、やり過ぎに近いんじゃないかと感じることもある。でも、彼はそう感じているんだ。彼にとっては、それが奏功しているんだよ」とのコメントを引用し、鈴木のひたむきさを伝えた。

その上で、「日曜の夜、スズキはチームバスが待っている中で、追加の打撃練習を押し込むのではなく、リグレーフィールドのホーム側クラブハウスにて、カブスの遠征先であるニューヨーク行きの準備をしていた」とし、「ジャイアンツに4-2で敗れた試合で、スズキは見事なホームランを放ち、最近の成果の急上昇を継続させた」とこの日の本塁打について振り返った。

バスティアン記者は鈴木の13号について、「サンフランシスコの左腕、スコット・アレキサンダーはカウント1-0から高めにシンカーを投げると、スズキはこれを見逃さなかった」と前置き。

その上で、「カブスのルーキーはこの投球に対し、暴力的な円弧を描き、左足スパイクのつま先が天を向くほどハードに回転し、勢い余って自身を後方へ押しやった」と、ホームクラウドの前で見せた豪快なスイングについて描写した。

記事によると、デビッド・ロス監督はこのスイングについて、「いつもの彼より後ろへ傾いていたように見えたね。とても良いスイングだった」と語り、8月8日以降に出場した32試合のスラッシュラインを打率.294/出塁率.361/長打率.479としている鈴木の貢献について、「彼は我々のためにとても良いベースボールをプレーしてきたし、良い打席をこなしてきた」。

「この1ヶ月強で発揮してきた一貫性は、とてもソリッドだったと思う。これこそ、我々が思っていた彼というプレーヤーだ。そして、彼が落ち着いて、毎日プレーし、それを制御できているのは喜ばしいこと」と述べたとのこと。

また、チームメイトで遊撃手のニコ・ホーナーは、「今季、彼のことを見てきたが、彼はまだまだこんなものではないよ」と述べ、MLBでのプレー、そして異国での生活に適応しつつ、高いパフォーマンスを発揮しているルーキー右翼手を激賞。

「これが彼の能力の基準値だとすると、僕らはものすごくソリッドな選手で、今後も進化し続ける男を獲得したということになるね」と述べたとのこと。鈴木の躍進は、まだまだ止まる所を知らないようだ。

J SPORTS編集部

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