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鈴木誠也、11号本塁打
カブスの鈴木誠也は現地9月6日(日本時間7日)、本拠地リグレーフィールドでのレッズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場すると、5回の第3打席に試合を振り出しに戻す今季11号の2ラン弾を放つなど、3打数1安打3打点2四球としてチームの勝利に貢献した。試合は9-3でカブスが勝利した。
そして、「スズキは左手薬指の突き指で、6月は丸1ヶ月戦列を離れるも、それ以外はとても良いデビューシーズンを送っており、95試合に出場し、打率.261、.761OPSとしている」とし、来季以降について「2023年にMLBでの2年目を迎えるスズキへは、引き続き大きな期待がかけられており、このまま新しいリーグに慣れ続ければ、さらに大きな飛躍を遂げるだろう」と伝えた。
現地局『CBSスポーツ』は試合後、電子版に掲載した速報記事の中で、「ルーキーのスズキは5回に今季11号の2ラン弾をかっ飛ばすと、7回には満塁の場面で四球を選び、さらなる打点をマークした」と、この日の和製スラッガーのパフォーマンスを伝えた。
なお、この試合では5回からマウンドに上がりMLBデビューを飾ったルーキー右腕のヘイデン・ウェズネスキーが、快挙を達成した。試合後、『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者の投稿した記事によると、今季トレードでヤンキースからカブスへやって来た有望株の24歳は、月曜にフロリダ州ジャクソンビルで朝食を調達しようと立ち寄ったガソリンスタンドにて、トリプルAの監督から掛かって来た電話でメジャー昇格を知らされたとのこと。
そして、5回無失点で勝利投手となったウェズネスキーのMLBデビューについて、「1901年以降では、救援投手としてMLBデビューを飾った試合で、5回以上を無失点に抑え、8奪三振以上をマークし、被安打2以下に抑えた初めての選手となった」と伝えた。
記事によると、ウェズネスキーはメジャー昇格を知った朝について、「朝食どころではなくなりました」と述べ、「父には『多分、僕は招集されたみたいだ』って伝えました」。
「自分でも定かではなかったので、『まだ、テキストメッセージは何ももらっていないんだ』と言うと、父は、『それが本当だと分かるまで、まだ誰にも言えないぞ』って言っていました」と、メジャー昇格を伝えられた直後のエピソードを明かしている。
【 #カブス 】#鈴木誠也 第11号同点2ランホームラン!!2死三塁のチャンスの場面に最高の結果を出し、勝利に大きく貢献しました#日本人選手情報https://t.co/rk6hqBrL7k pic.twitter.com/n7ld4nAkwi
— MLB Japan (@MLBJapan) September 7, 2022
J SPORTS 編集部
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