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野球 コラム 2022年8月23日

【横浜好き】真夏の『横浜反撃』。ハマスタ17連勝で至高の1週間。『週刊ベイスターズいいとこどり』8月16日~21日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

真夏の『横浜反撃』は、これ以上ない至高の1週間になりました。今季初の週間6試合全勝でチーム記録を大幅に更新するハマスタ17連勝。 『いいとこ』だらけだった先週の戦いを振り返りましょう。

◆8月16日(火)○3-1 巨人(横浜スタジアム)

先発の今永昇太が7回までに8安打を打たれたが、失点はソロ本塁打の1点のみで今季7勝目。8回は伊勢大夢、9回は山崎康晃の必勝リレーでホーム12連勝の球団新記録を達成した。攻撃陣は、桑原将志が貴重な追加点となるタイムリー二塁打など3安打猛打賞。佐野恵太は無安打でも内野ゴロで打点をマークし、決勝本塁打のソトと柴田竜拓がマルチ安打を記録した。

◆8月17日(水)○7-3 巨人(横浜スタジアム)

三浦大輔監督の早い仕掛けが見事に的中。3点ビハインドの5回、無死1・2塁のチャンスで戸柱恭孝にオースティン、濱口遥大には嶺井博希と先発バッテリーに代打を起用。嶺井が安打でつなぎ、桑原の2点タイムリーと楠本泰史のスクイズで同点に追いついた。6回にソトが勝ち越しの2ラン、8回には宮崎敏郎のダメ押し2ランと、2本の本塁打で試合を決めた。投手陣は2番手の平田真吾が1回無失点で勝ち投手となり、自身14試合連続無失点の入江大生が2回無失点でホールド、最後はエスコバーが三者凡退で締めた。

◆8月18日(木)○4-3 巨人(横浜スタジアム)

接戦の主役となったのが佐野。1点ビハインドの4回と同点で迎えた8回に放った2本の本塁打でお立ち台に立った。追撃のタイムリー二塁打を放った牧秀悟が2安打1打点、桑原もマルチ安打を記録したが、攻守で魅せたのが柴田。前日まで2試合連続マルチ安打と好調な打撃では、2回に二塁打を放って自身7試合連続安打を記録し、守備でも再三の美技で投手を助けた。投手陣は先発のロメロが5回3失点で降板の後、中川虎大、エスコバー、伊勢、山崎が1イニングずつを無失点に抑えて逆転勝利につなげた。

◆8月19日(金)○8-3 広島(横浜スタジアム)

決勝打となった嶺井の満塁走者一掃のタイムリー二塁打と、効果的な一発攻勢で苦手広島に快勝。牧が7月14日以来20試合ぶり、2年連続20号到達となる先制ソロ本塁打を放ち、1点差に追い上げられた6回は宮崎のソロ、8回には牧、宮崎の連打で作ったチャンスにソトがダメ押しの3ランで試合を決めた。佐野も2本の二塁打でクリーンアップ3人がマルチ安打を記録した。投手陣は、先発の大貫晋一が3失点で6回途中降板も、自己最多タイの10勝目。平田、伊勢、エスコバー、入江がこの日も磐石の無失点リリーフで、特にエスコバーは三者全て空振り三振と圧巻の投球だった。

◆8月20日(土)○6-5 広島(横浜スタジアム)

一進一退の攻防にケリを付けたのが伊藤光。同点で迎えた8回、2死1・3塁の場面に代打で決勝タイムリーを放った。序盤は牧の2ランと宮崎のソロ本塁打で試合の主導権を握り、中盤は楠本と佐野のタイムリーで追加点を奪った。佐野、宮崎、ソトがマルチ安打でチームは8月3日以来となる2ケタ安打を記録した。投手陣は先発の石田健大が7回途中3失点、平田、入江も失点で入江は自身の無失点記録が15試合で止まったが、打線の援護で3勝目。最後は山崎が1死3塁のピンチを無失点で切り抜けた。

8月21日(日)○3-0 広島(横浜スタジアム)

先発した京山将弥が7回途中無失点の好投、打撃でもプロ初本塁打を放つ活躍で2勝目を挙げた。疲労を考慮して前日ベンチ外の伊勢、エスコバーが無失点、9回は山崎が三者凡退で自身登板8試合連続セーブをマークした。打線は楠本の先制弾と牧の自身3試合連続となる本塁打と、得点は全てソロ本塁打によるものだった。

夢のような1週間が終わり、独走していた首位ヤクルトとの差は4ゲームまで縮まりました。ホームでの連勝記録はまだ継続中ですが、週明けは京セラドームで阪神との3連戦。ビジターでもこの強さが継続できるのか、真価を問われる3連戦になりそうです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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