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野球 コラム 2022年7月27日

【ハイライト動画あり】最多優勝のENEOS、8年ぶりのベスト4進出。都市対抗野球 準々決勝

野球好きコラム by 大島 和人
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ENEOS vs. JR西日本

第93回都市対抗野球大会は7月27日(水)が大会10日目。昨日に続いて準々決勝2試合が行われた。この日の第2試合はENEOS(横浜市)とJR西日本(広島市)の対戦だった。ENEOSは西濃運輸、ミキハウスを退けてのベスト8進出。JR西日本は四国銀行、北海道ガスを倒しての勝ち上がりだ。

JR西日本は1回戦を任された右腕・石黒佑弥、ENEOSは過去2戦ともリリーフで好投している右腕・柏原史陽を先発に起用した。ENEOSは2回表、無死1塁から5番・度会隆輝がセンターバックスクリーンに突き刺す2ラン本塁打を放ち先制。さらに3回表二死から2番・川口凌がライトオーバーの三塁打で出塁すると、3番・武田健吾が右中間を破るタイムリー二塁打。3-0とリードを広げる。

ENEOSは5回表にも無死1・2塁から2番・川口がライト前にタイムリー安打を放ち、先発の石黒を降板に追い込む。そのあと二死になったところで、5番・度会が左腕・岡田和馬から今日2本目となる3ラン本塁打。7-0と試合を決定づけた。

ENEOSの先発・柏原は5回、6回といずれも無死1・2塁のピンチを招いたが後続をシャットアウト。6イニングで7安打を浴びつつ、要所を締めて無失点でマウンドを降りる。JR西日本も8回裏、3番・大倉卓也がライトに特大のソロ本塁打を打ち込んで意地を見せた。

しかし、大勢には影響なく、ENEOSが7-1で快勝している。度会は2本塁打、5打数3安打5打点の大活躍だった。

◆試合結果
ENEOS|0 2 1 0 4 0 0 0 0|7
JR西日本|0 0 0 0 0 0 0 1 0|1

◆投手
・ENEOS:○柏原史陽、長島彰、阿部雄大、加藤三範
・JR西日本:●石黒佑弥、向井翔也、岡田和馬、加賀美希昇

文:大島和人

都市対抗野球2022

【ハイライト】準々決勝 ENEOS vs. JR西日本

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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