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野球 コラム 2022年7月23日

前回王者の東京ガス、劣勢をひっくり返しベスト8一番乗り。都市対抗野球 2回戦

野球好きコラム by 大島 和人
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東京ガス vs. 日本製鉄鹿島

第93回都市対抗野球大会は7月18日に開幕。本日23日が6日目で、この第2試合から大会は2回戦に入る。前回大会王者の東京ガス(東京都)と日本製鉄鹿島(鹿嶋市)の対戦だ。

東京ガスは満を持して昨年の橋戸賞投手・臼井浩が先発。だが、日本製鉄鹿島は早々に臼井を攻略する。1回裏には二死から3番・森下智之がライトにソロ本塁打を放って先制。2回裏には一死3塁から8番・揚村彰斗のセカンドゴロで走者を返し、2-0とリードを広げる。

東京ガスは3回表、一死3塁から9番・北本一樹の三振振り逃げで走者が生還し、1点差に詰める。日本製鉄鹿島は3回裏、3番・森下が一死3塁からライト前にタイムリー安打。補強選手の2打席連続タイムリー安打で2点リードに戻す。

しかし、東京ガスは6回表、大量点で試合を一気にひっくり返す。まず1番・石川裕也が無死からソロ本塁打を放ち、2番・楠研次郎がレフト前安打で出塁して日本製鉄鹿島の先発・飯田晴海を降板に追い込む。このあと二死満塁から左腕・諸見里匠の暴投で楠が生還し、3-3と追いついた。

さらに二死2・3塁から7番・相馬が右中間を破る2点タイムリー二塁打。大津亮介の暴投による生還、2番・楠のライト前タイムリー安打でこの回計7得点を挙げる。

相馬は9回表にもこの回5安打目となる2点タイムリー三塁打を放ち、東京ガスはついに10点目。日本製鉄鹿島もその裏に1点を返したが、試合は10-4で決着。前年度王者・東京ガスがベスト8一番乗りを決めている。

◆試合結果

東京ガス|0 0 1 0 0 7 0 0 2|10
日製鹿島|1 1 1 0 0 0 0 0 1|4

◆投手

・東京ガス:○臼井浩、高橋佑樹、皆川喬涼
・日鉄鹿島:飯田晴海、●山井佑太、諸見里俊、大津亮介、金城乃亜

文:大島和人

大島 和人

大島 和人

1976年神奈川県で出生。育ちは埼玉で現在は東京都町田市に居住。早稲田大学在学中にテレビ局のリサーチャーとしてスポーツ報道の現場に足を踏み入れた。卒業後は損害保険会社などの勤務を経て、2010年からライター活動を開始。現在はサッカーやバスケ、アマチュア野球など多彩なボールゲームの現場に足を運んでいる。Twitter(@augustoparty

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