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野球 コラム 2022年7月19日

【横浜好き】上位2チームに4勝1敗、今季初のハマスタで日曜勝利。『週刊ベイスターズいいとこどり』7月12日~7月17日号

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜DeNAベイスターズ

今季1勝11敗と「天敵」だった広島にカード勝ち越し、雨天中止を挟んでコロナ大量離脱の首位ヤクルトには「鬼の居ぬ間に」2連勝で借金1となり、気づけば2位とゲーム差なしの3位に浮上。今季初のハマスタでの日曜日勝利など、「いいとこ」満載だった5試合を振り返りましょう。

◆7月12日(火)○7-4 広島(マツダスタジアム)

3安打猛打賞2人を含むマルチ安打が4人と打線が機能してチームは3位に浮上。牧秀悟が先制打から2打席タイムリーを含む3安打2打点、嶺井博希は本塁打にダメ押し点となる満塁走者一掃のタイムリー二塁打など3安打でプロ初の4打点。桑原将志と佐野恵太の2、3番コンビがともに2安打、宮崎敏郎はタイムリー二塁打で打点を記録した。

投手陣は先発した石田健大が6回途中まで9奪三振、無失点で今季3勝目。平田慎吾、伊勢大夢、入江大生がホールド、最終回を三者凡退で抑えた山崎康晃が18セーブ目をマークした。

◆7月13日(水)●1-4 広島(マツダスタジアム)

初回に佐野の本塁打で1点を先制するも2回以降は無得点と打線が振るわず、1日で4位に後退。1番に入った蝦名達夫が2安打を放ったが、チームの7安打は全て単発で連打なしとつながりを欠いた。投手陣は先発の大貫晋一が6回途中2失点。6月3日以来の登板となった宮國椋丞が1回2/3、7月3日以来の三上朋也が1イニングを無失点で復調をアピールした。

◆7月14日(木)○4-3 広島(マツダスタジアム)

接戦を制してカード勝ち越しを決め、自力優勝の可能性が復活した。牧が2点タイムリー三塁打に6月11日以来、24試合ぶりとなる決勝本塁打で2安打2打点と4番の働き。佐野は先制タイムリーと四球2つで4打席中3打席に出塁と、リーグ首位打者の真価を発揮した。

投手陣はプロ初先発の石川達也が3回途中2失点で降板したが、今季初のリリーフで3番手に登板した京山将弥が3イニングを1失点で今季初勝利をマーク。7回からはエスコバー、伊勢、山崎がパーフェクトリリーフで広島の反撃を許さなかった。

◆7月15日(金)雨天中止 ヤクルト(横浜スタジアム)

◆7月16日(土)○3-2 ヤクルト(横浜スタジアム)

コロナクラスターで主力を欠く首位ヤクルト相手に、今季チーム三度目のサヨナラ勝ち。相手ミスによるサヨナラ劇につながる二塁打を放った佐野がマルチ安打。ソトはライトスタンドぎりぎりに入る先制2ラン本塁打を放った。蝦名と牧以外のスタメン選手が安打を記録し、代打で登場した柴田竜拓が6月11日以来となるヒットを放った。無安打だった蝦名は、地面スレスレのライナーをダイビングキャッチと守備で魅せた。

投手陣は、先発の今永昇太が7回まで村上宗隆に打たれた2ランの2失点のみと先発の役割を果たした。ともに三者凡退に抑えたリリーフ陣はエスコバーがホールド、伊勢が今季2勝目をマークした。

◆7月17日(日)○10-2 ヤクルト(横浜スタジアム)

打線が15安打、今季最多タイの10得点と爆発。桑原が先制本塁打に絶妙のバントで内野安打、ダメ押しの2点タイムリー二塁打と3安打3打点3得点のフィーバー。ソトが3安打猛打賞、牧はマルチ安打を記録した。佐野がタイムリー2本で3打点。戸柱恭孝が6月12日以来の打点となるタイムリーを含む2安打2打点、宮崎もタイムリー二塁打を放った。

投手陣は先発の濱口遥大が6回2失点、8奪三振の快投で4勝目。リリーフ陣は、入江と5月25日以来の登板となる砂田毅樹、三上が1イニングずつを無失点に抑えた。

ヤクルトの独走状態は依然として続いていますが、上位2チームとの対戦で4勝1敗と勝ち越し、数字上では自力優勝の可能性も復活しました。上り調子のチームで、唯一の不安と言えるのが、ヤクルトに続いて広島の二軍でも発生したコロナ禍での選手の大量離脱です。注意したところで防げるものでもないですが、オールスターまでの残り6試合、何事もないままに、このまま「横浜反撃」といきたいものです。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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