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野球 コラム 2022年7月15日

前田健太、今季中に復帰の可能性

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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前田健太、2021年8月以来の登板が待たれる

トミー・ジョン手術により戦線離脱中の前田健太が、今季中にマウンドへ戻ってくる可能性が出てきた。

『MLB.com』でツインズを担当するドヒョン・パク記者は、現地13日付で「マエダはツインズのブルペンに復帰する可能性も」と題した記事を投稿し、「ケンタ・マエダはツインズのため、2022年にマウンドへ復帰する考えに対し、完全にコミットしているわけではない」と前置き。

しかし、2020年アメリカン・リーグのサイヤング賞投票2位のマエダは、この水曜に、もしトミー・ジョン手術からの回復が進んで、9月までにメジャーリーグのマウンドへ戻れるようであれば、リリーフの役割を果たす可能性が最も高いと認めた」と伝えた。

記事によると、前田はここまで回復はスケジュール通りに進んでいると述べたとのことで、右腕の近況について、「彼は7月の初めにブルペンでの投球練習を開始し、投球数を30球まで増やしており、火曜にターゲットフィールドで行われたブルワーズとのシリーズ初戦の前には、全球速球のセッションをこなした」。

そして、「彼の火曜の目標は、レーダーガンで85マイル(136.8キロ)に達することだったが、彼はそれを果たしている」と伝えている。投球の力感は、「まだフルパワーでは投げていないが、直近のブルペンセッションでは、80%ほどの力で投げた」。

今後は「オールスターブレーク中は(本拠地の)ツインシティーズで練習を続け、盛夏の祭典後はフロリダ州フォートマイヤーズにあるツインズのマイナーリーグの施設へ移動する予定」とのこと。

そして、このまま順調に進めば、「8月中に打者と対戦する実戦形式の投球練習を始め」、「全てが順調に行けば、マエダは2022年内の復帰の可能性も除外していないが、それは9月以降のことであり、彼はその時点でのツインズの順位が、その決断にインパクトを与えることを示唆した」としている。

今回の件について、チームを率いるロッコ・バルデリ監督は、「然るべき時が来るまで、結論は急がないようにしたい。我々は、ケンタには今のプログラムを堅持し、然るべき時に復帰して欲しいと思っている。それを踏まえた上でのことだが、全てが上手く行けば、私は心から喜んで彼の名前を書き、2イニングほど投げさせたいと思っている」。

「現時点でそれは可能かと言われれば、それは可能だと思う。確実かと言われれば、私は手術から復帰する選手たちには、確実性はないと思っている。従って、現時点では全てが我々の望み通り上手く行けば、と思っており、そうなったら素晴らしい。彼自身、自分は良い状況にあると感じており、我々はそれで良しとしている」と述べたとのこと。

前田はドジャース時代、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて中継ぎとしてプレーしたこともあったが、これについてパク記者は、「マエダはキャリア通算で、レギュラーシーズン34試合にリリーフ登板しており、対戦相手のOPSを.656としているほか(先発としては.674)、リリーバーとしての防御率は3.19で、ポストシーズンにはキャリア通算で21試合にリリーフ登板し、防御率を1.64としている」と伝えている。

ツインズは目下、アメリカン・リーグ中地区で首位に立っており、復帰へ向けたプログラムが順調に進むようであれば、シーズン終盤、あるいはポストシーズンの重要な場面で前田の勇姿が見られる可能性は決して低くなさそうだ。

J SPORTS編集部

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