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ここまで6勝3敗のダルビッシュ
『MLB.com』が毎週アップデートしているパワーランキング(MLB全30球団の格付け)で、ダルビッシュ有の所属するパドレスが3位に浮上した。
同サイトは前週の4位からトップ3にランクを上げたナショナル・リーグ西地区2位(41勝27敗)のパドレスについて、「パドレスは今季の大半、野球界で最高のチームの1つであり続けてきた」とした。
「しかし、彼らはこれからの数週間、日曜の試合で一塁への走塁の際に、左足首を捻挫したマニー・マチャド抜きでプレーするという最大の試練を迎える」と、今季これまで打率.329、12本塁打、.945 OPSをマークするなど、チームの躍進を牽引してきたスラッガー抜きでの戦いを強いられる球団のこれからの数週間を要注目とした。
なお、『MLB.com』は現地19日付で掲載した記事の中で、マチャドのケガの具合について、「レントゲンで検査した結果、骨に異常は見られなかった」と伝えており、ライアン・フラハーティ監督代行は「幸運なことに、彼は自分がスリップすると感じ取り、右足に体重をシフトすることができたので、それで恐らくより深刻なダメージを避けることができたのだと思う。あの見た感じからすると、これ以上ない状態だ」と述べたとしている。
最悪の事態は免れたとは言え、パドレスにとってはフェルナンド・タティスJr.の復帰が遅れるなか、マチャドも離脱するという大きな試練を迎えることになった。なお、現地20日に本拠地ペトコパークで行われるダイアモンドバックス戦では、今季7勝目を期して、ダルビッシュが先発登板する予定となっている。
さて、話をパワーランキングに戻すと、1位はヤンキース、そして2位はメッツと、先週に引き続き、ニューヨークの2チームがトップ2独占を維持。とりわけ、ヤンキースは菊池雄星が先発登板した現地19日のブルージェイズ戦で敗れ(菊池は4回3失点で勝敗つかず)、連勝が9でストップしたとは言え、現在メジャートップの49勝(17敗)で7割越えの勝率を維持している。
同ランキングを伝える記事によると、「シーズン最初の65試合でヤンキースが49勝以上を挙げたのは、今季以外で3シーズン(1928年、1939年、1998年)あり、その3シーズンは何もワールドシリーズまで駒を進めている」とのこと。
上記以外ではドジャース(4位)とアストロズ(5位)が先週に続いてトップ5圏内を堅持。ヤンキースとは11ゲーム差ながらア・リーグ東地区2位につけるブルージェイズは6位、澤村拓一の所属するレッドソックスは13位、大谷翔平の所属するエンジェルスは18位にランク付けされている。
J SPORTS 編集部
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