【オリックス好き】約3年振りの再開！大興奮のグラウンドツアー

2022年セ・パ交流戦最終日の京セラドーム大阪、悔しくてトイレに駆け込み涙を拭って出てきたら顔面にトイレットペーパーが貼り付いてた石原です。はぁ、どうせならスマートに泣きたかったよ・・・トホホ。

さて、そんな交流戦が佳境を迎えた6月8日（水）、京セラドーム大阪では「えっ！さっきまで試合していたグラウンドに降りられるの！？ツアー」が約3年振りに再開されました。
めちゃくちゃ楽しかったので、今回はそのレポートを。

まず試合前に、総合カウンターでツアーの申し込み。（先着200名。ファンクラブ会員は一人1000円、会員以外でも1200円で参加できます。）

試合が終わってしばらくしたら、一塁側の大商大シート付近に集合。説明を聞いた後、さぁ、いざグラウンドへ！

笑顔でお父さんの手をひっぱって走り回る男の子、外野のあちこちで始まる親子キャッチボール、愛おしそうに一塁ベースを撫でるT岡田選手ユニのお兄さん。

そんなファンの人達の姿を仏のように優しく見守る名物職員の花木さん。あかん、泣いてまうわ。もうね、涙腺が緩んでるからオバちゃんはすぐ泣くんです。

オリックス・バファローズ球団職員・花木さん

マウンドやバッターボックスに立って写真も撮影もOK。ヒーローインタビューも体感することができます。

基本的に参加者の自由行動です。特にスタッフさんの指示がなくても、みなさん自然と列を作り、順番に写真を撮ったりして楽しんでいました。

驚いたのがファンの比率。この日は東京ヤクルトスワローズさんとの対戦だったのですが、バファローズファンとスワローズファンの比率が半々ぐらいでした。まさに「えっ！さっきまで試合でバチバチやったのにこんなに仲良くできるの！？ツアー」な光景。
お立ち台にスワローズファンの方が立ったら、次の順番のバファローズファンが「シャッター押しますよ～」。そしてその逆ももちろん。誰かがつば九郎とバファローズ ポンタのぬいぐるみを隣に並べると、両チームのファンから「かわいい～」の声。そして始まる写真撮影会。あぁ、なんと心暖まる美しい光景でしょう！

スワローズファンの上司とバファローズファンの部下という関係で一緒に観戦、ツアーに参加された方も。「彼女がオリックスのファンクラブ入っているおかげでチケットも割引で手配してもらって。その上、こんな楽しいツアーにも連れてきてもらって感謝しています。ありがとう！」そんなやり取りを聞いて、素敵な職場なんやろうなぁとほっこり癒されました。

※写真掲載の許可いただきました。

そうこうしているうちに、危うく忘れるところでした。参加したらこれだけは絶対やってみたいと思っていたこと。それは「ベースランニング」。野球経験はもちろん、ほとんどスポーツはしない、というより超苦手な私が実際に走ってみたら・・・。

一塁の手前で早くも、えっ！？こんなしんどいの！？あかん、途中で歩きたい・・・。コーナリングでいちいち足挫きそう（汗）。ベースってもっとぺっちゃんこやと思ってたわ・・・三塁ベース、もう足上がらん、踏まれへん。。。

今まで本当にすみませんでした。声出せるようになっても軽々しく「まわれまわれ！！」って二度と言いません。。。

わかってはいたけど、プロ野球選手ってやっぱりほんとすごい！！たまーにおるすぐヤジ言うおっさんも、いっぺんこれやってみたらええねん！と思いました（笑）。

ツアーアテンドの西さんの柔らかく癒される人柄がそのまま雰囲気に反映された素晴らしいツアーでした。先日まで骨折してギプスされていた姿をTwitterで見ていたので心配していましたが、すっかり治ってお元気そうでよかったです。

「再開してすぐにたくさんの方が参加して下さって、以前よく来られてたお客さんが早速来て下さっているのも嬉しいです。勝利の喜びを倍に、敗戦の悲しさは半分に。そんなツアーでありたいです。」と嬉しそうに話してくださった西さん。改めてツアー再開おめでとうございます！

ツアーアテンドの西さん

ツアーの様子を見守るアテンドの西さん

次に参加する時は、ベンチ付近から外野の守備位置まで走って行ってみようかな。それまでにもう少し、いやだいぶ体重落とさなあかんな。

夢が広がるグラウンドツアー、みなさんもぜひ！

文：石原 祐美子（チキチキジョニー）