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粘り強いピッチングを見せた菊池雄星
ブルージェイズの菊池雄星は現地5月28日(日本時間29日)、敵地エンジェルスタジアムでのエンジェルス戦に今季3勝目を期して先発登板すると、5回9安打2失点4奪三振1四球と粘投するも、勝敗は付かなかった。試合はブルージェイズが6-5で接戦を制した。
『MLB.com』は同日付で掲載した試合を振り返る記事のなかで、この日の左腕について、「ブルージェイズの先発投手、ユウセイ・キクチは打たれるも崩れないパフォーマンスを披露し、9安打1四球を許すなど、投げた5回の全てで走者を出すも、2点しか許さなかった」と要約。
さらに、「これまでキクチにとって、エンジェルスタジアムは厳しい環境となっており、マリナーズ時代にはこの球場で5試合に先発登板し、防御率9.70としてこの試合を迎えた。唯一の勝利は、この球場で初めて投げた2019年4月20日でのものだった」と、これまでアナハイムの球場を苦手としてきたことについて触れた。
その上で、「同じ日本人選手のショウヘイ・オオタニは、特にキクチにとって厳しい相手となっており、これまで左腕から2本の本塁打を打っていたが、今回はそうはならなかった」と、花巻東高校出身の先輩と後輩による対戦にフォーカス。
「キクチは土曜の試合で3回対戦したオオタニを全打席で打ち取り、特に3回の打席では二刀流センセーションに対し、スライダーを投げて空振り三振に仕留めた」と、この日の日本人対決について「振り返った。
また、記事ではこの3回の菊池のパフォーマンスについて、「この夜のキクチによる最も素晴らしいイニングであり、彼はマイク・トラウトとジャレッド・ウォルシュも空振り三振に打ち取った」と伝えた。
一方、現地局『CBSスポーツ』は同日付で電子版に掲載した菊池の投球を伝えた記事の中で、「これで30歳は今季登板した9試合のうち7試合で5回1/3を超えることに失敗した」と、今季、菊池がそこまで多くのクオリティスタートを達成できていないことについて伝えている。
【 #ブルージェイズ 】#菊池雄星 は5回2失点4奪三振のピッチング。勝敗はつかずも先発の役割を果たしました#日本人選手情報https://t.co/FhiuRZAsjx pic.twitter.com/6iVoXqvBMK
— MLB Japan (@MLBJapan) May 29, 2022
J SPORTS 編集部
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