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野球 コラム 2022年4月26日

大谷翔平、マドン監督が1番から2番への打順変更について言及

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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大谷翔平は2番に打順変更

エンジェルスの大谷翔平は現地4月25日(日本時間26日)、本拠地エンジェルスタジアムのガーディアンズ戦に「2番・指名打者」で先発出場するも、4打数無安打と、この日は地元ファンの前で二刀流スターのバットが快音を響かせることはなかった。

なお、大谷は今季これまで一貫してリードオフを務めてきたが、この試合では今季初めて昨季の指定席だった2番打者として出場した。『MLB.com』でエンジェルスを担当するレット・ボリンガー記者は、同日付で投稿した記事の冒頭で、大谷の2番打者としての起用について次のように述べた。

「現アメリカン・リーグMVPのオオタニは、打順のトップではこれまでのところ、打撃成績を打率.224/出塁率.288/長打率.403とし、3本塁打、3二塁打、9打点、3盗塁と、少々格闘を強いられている」とした上で、「エンジェルスのジョー・マドン監督は、オオタニの打順を下げたのは、8試合で打率.346/出塁率.528/長打率.500を打ち、10四球としたテイラー・ウォードの出現によるものだと述べた」と伝えた。

記事によると、「マドン監督は、今でもオオタニがリードオフを打つことが気に入っているものの、オオタニを2番に下げ、同じくスター選手のマイク・トラウト、ジャレッド・ウォルシュ、そしてアンソニー・レンドンと続く打順を組むことで、どうなるか様子を見てみたかったと述べた」とのこと。

マドン監督自身、「昨夜と今朝とで打線について考え、その他の色々なことについても考えてみた。私は、彼(ウォード)の打順を前にしないと、彼の貢献を無駄にしていると考えたんだ。彼を1番に据えて、どうなるか様子見しようと思ったんだ」と、この日の打順について言及したとのこと。

また、大谷の今後の起用法について、「彼はホームランを打つ。彼は打点を挙げる。彼は得点する。他の選手たちの中で、マイケル(トラウト)が1番を打つも良いし、アンソニー(レンドン)でも良いのだが、常に1番を打って欲しいのはショウヘイなんだ」と述べた。

そして、現況については「ただ、このところのテイラーの仕事振りを見ると、彼は7番、8番、あるいは9番打者として出塁する上で、素晴らしい仕事をしていると感じたので、彼をトップバッターに上げたんだ」と説明した。

至極理に適った選手起用だが、先ずは二刀流スターの打席での復調が待たれるところである。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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