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野球 コラム 2022年4月11日

【ハイライト動画あり】鈴木誠也、初アーチに地元メディア、監督、コーチ、同僚も大興奮

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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鈴木誠也、3打点の活躍

カブスの鈴木誠也は、自身に与えられたメジャーへの順応という課題を早くもクリアしたようだ。

この春に5年8500万ドル(106億円)の大型契約をカブスと結んだ和製スラッガーは現地4月10日(日本時間11日)、本拠地リグレーフィールドでのブルワーズ戦に「5番・右翼」でスタメン出場すると、初回にいきなりメジャー1号となる先制3ランを左中間スタンドへ放った。

鈴木はこのブルワーズとの開幕シリーズで、すでに開幕戦とシリーズ第2戦でメジャー初安打と初打点を記録しており、第3戦での大飛球のMLB初アーチという新右翼手の見せるトントン拍子の成長曲線は、この試合自体を4-5の接戦を落としたにも関わらず、地元メディアを沸かせている。

地元紙『シカゴ・サンタイムズ』は同日付で電子版に「セイヤ・スズキがお金で何が買えるかを見せつけた」と題した記事を掲載し、その冒頭で、「お金を費うのは良いことである」とした上で、「セイヤ・スズキは何故球団が財布の紐を緩めたのかを証明した」と、鈴木のMLB初本塁打を伝えた。

さらに記事では、開幕から3試合の鈴木について、13打席中7回出塁していることから、「スズキにとって、辿らなければならない学習曲線が急角度すぎると言う事はないようだ」とした。

一方、『MLB.com』でカブスを担当するジョーダン・バスティアン記者は、同日付で「礼で喝采に答えた!スズキがMLB第1号弾をかっ飛ばす」と題した記事を投稿し、その冒頭で「セイヤ・スズキは(打席での)忍耐強さとパワーを兼ね備えた攻撃的戦力と評されてきた」とした上で、「打席での規律はカブスでの最初の2試合で明白となったが、パワーはこの日曜に大々的にお披露目された」と伝えた。

記事によると、カブスのデイビッド・ロス監督は、鈴木のメジャー初本塁打について、「あれは良かったよね?あれは大音量だった。ダグアウトが爆発したよ。あれで我々が先制できたのは良かった。とても良い心持ちだった。あれは美しいスイングだった」と述べたとのこと。

また、記事によると、グレッグ・ブラウン打撃コーチは、鈴木の修正能力の高さや、その人柄について、「彼はとても聡明で、自分で答えを見つけ出すんだ。彼はクリエイティブで、投手・打者間のダイナミクスの流れを理解しており、学習の機会を自ら望んでいるんだ」とルーキーを評価。

また、チームメイトも惜しむことなく賛辞を送っており、捕手のヤン・ゴームスは鈴木の選球眼を含むプレート・ディシプリン(打席での規律)について、「正直言って、かなりすごいことになっているね。投球に対してスイングしないと言うだけの話ではないんだ。彼は食い付きすらしない」。

「通常、初めのうちは、逆の事が起こるのにね。でも、彼と少しだけ会話しただけで、彼は既にそれをモノにしているが分かったよ」とコメントしており、投手のマーカス・ストロマンは、「彼は(得点を)稼げるね。彼はこれから何年もの間、相手投手の脅威となり、打線でトップ3、あるいはトップ4に入って主役を張るみたいな選手になると思う」と述べている。

開幕シリーズでのシカゴのファンを前にした自己紹介は、これ以上ない形で執り行われた。

J SPORTS編集部

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