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野球 コラム 2022年4月5日

【広島好き】地元開幕戦で最高の仕事、そして左腕エース誕生の期待。「週刊カープいいとこどり」

野球好きコラム by 大久保泰伸
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先週はメモリアルな出来事も多くありました。地元開幕戦では、菊池涼介が3回無死1塁の場面で送りバントを決め、NPB史上8人目の300犠打を達成。通算112本塁打の菊池涼は史上2人目、セ・リーグでは初となる100本塁打&300犠打を果たしました。

同試合では、ドラフト1位ルーキーの黒原拓未がプロ初登板。1点ビハインドの7回2死2・3塁と厳しい状況でしたが、糸原健斗を相手に3球ボールが続いた後、149、150キロのストレート見逃しでフルカウントとした後、カットボールを振らせて三振に打ち取っています。翌日の試合では、ドラ3の中村健人がプロ初安打を記録。7回に代打で登場し、伊藤将司のツーシームをセンター前に弾き返しました。

中日との初戦では大瀬良大地がNPB史上361人目の記録となる1000投球回数を記録しました。翌日の試合では、ルーキー末包昇大がプロ初本塁打。笠原祥太郎から広いバンテリンドームの左中間スタンドに飛び込むメモリアル弾となりました。

投打とも特出した選手が不在の中、週間MVPは野手が久々の大観衆の前で最高の仕事をやってのけた西川、投手は左腕エース誕生の期待も感じさせた投球を見せた床田といったあたりでしょうか。

最後に余談ですが、球団タイ記録の6連勝を決めた翌日、久々に話した広島の局アナが発した「前回の開幕6連勝の時、最終的にチームは最下位だったんですよね」という言葉が、ちょっとだけ心に引っかかった1週間でした。

文:大久保泰伸

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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