【楽天好き】安田悠馬インタビュー。「打てる捕手」と注目のドラフト2位ルーキー

キャンプをざわつかせる安田悠馬

「打てる捕手」と期待されてドラフト2位で入団したルーキーの安田悠馬（21歳、愛知大学）が、早くもキャンプで注目の的となっている。第1クールでは、多くの時間を守備練習に費やしたにもかかわらず、打撃練習では目を見張るような特大のホームランを連発。打球の飛距離は天性によるところが大きいだけに、にわかに周囲がざわついているのだ。

第2クール初日（2月6日）、その安田捕手が、J SPORTSの生インタビューに登場。実況の中田浩光アナと解説のギャオス内藤さんの問いかけに、キャンプ練習でも響いていたよく通る力強い声で、とても明るく応対していたので、その内容をお伝えします。

――　プロのキャンプはどうですか？

いやもう、レベルが高くて、すごいです。

――　第1クールはどちらかというと、守備練習が多かったのかなという感じがしますけども？

そうですね。基本は守備練習で、自主練習でバッティングを行ってました。

光山英和コーチと特守に励む安田捕手

――　すみません、申し遅れました。私、昔のプロ野球選手でギャオス内藤です。名前を覚えてもらいたいので、よろしくお願いします。

とんでもないです。やめてください。めっちゃ知ってますから！

――　すごく良いキャラクターですね。これからご自身、どこをアピールしていきたいですか？

石井監督からも言われたんですけど、“元気に明るく”という姿をアピールしていきたいです。

――　プロで活躍したら、何をしたいですか？ 芸能人に会いたいとか、出たい番組とかありますか？

お笑いの番組を、一番前の列で見たいです（笑）。

――　昨日（2月4日）は休みでしたが、どう過ごしていましたか？

もう昨日は、ひたすら部屋で寝て、しっかり第2クールに備えて休みました。

――　難しいコロナ禍をどう乗り切っていこうと考えていますか？

そうですね、ウエイトトレーニングを行って…まずは早寝早起き、3食きちんと摂るという当たり前のことをきちんとやっていきたいです。

――　打てばレギュラーが取れますよ。ガンガン打っちゃいましょう。

ブルペンでの安田捕手

はい、頑張って打ちます！

――　実況しています中田と申します。第1クールからいろいろな球をブルペンで受けていますが、実際にプロのピッチャーの球を受けてみての感想は？

そうですね、やっぱりそれぞれの方が強みというか、個性が強くてすごいと思いました。

――　安田選手の中では、「このピッチャーは、こういうふうにリードしてみたいな」というようなイメージは沸いているのでしょうか？

いえ、まだ湧いてないので、もっと経験を積んでいきたいと思います。

――　何か先輩たちからアドバイスをもらっていますか？

はい、コーチや先輩にいろいろと教えてもらいながら、いろいろ吸収していきたいです。

――　ぜひ、自分のこういうところを見てほしい、など最後にイーグルスファンにメッセージをお願いします。

ファンの皆様、元気とフルスイングでやっていきます！よろしくお願いします！！（カメラ目線の後、お辞儀して）

***

ギャオスさんの自己紹介で即座に「とんでもない！」とへりくだって反応したかと思えば、どの質問にも端的に物怖じすることなく答えていた姿が印象的だった。石井監督も「オープン戦で多くの出場機会を与えていきたい」とそのポテンシャルに期待を寄せる。打ってレギュラー奪取なるか。大物ルーキーの台頭に、今から期待が高まる。

文：松山ようこ