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野球 コラム 2021年11月27日

将来のドラフト候補、元プロ野球選手、知られざる実力者…。都市対抗野球で見ておくべき注目選手

野球好きコラム by 大島 和人
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TDKは小木田敦也がオリックス・バファローズの6位指名を受けた一方、大卒2年目の彼は指名を受けなかった。しかし、一度見たら忘れられないフォームと快速球は、野球ファンの方に一度見て欲しい。チームは12月3日(金)の第1試合に試合が組まれている。

須田幸太はJFE東日本のクローザー。早稲田大学時代は斎藤佑樹の2年先輩で、JFE東日本を経て横浜ベイスターズ(当時)入り。プロで9年プレーした経験を持つ右腕だ。多くの投手が変化球はもちろん、ツーシーム、カットなど“動く速球”を駆使する昨今の野球界。須田は今や珍しいフォーシーム“真っ直ぐ”で打者を攻めに攻める本格派だ。

176センチ・76キロの体格は投手として平凡で、球速も140キロ前後と並。しかし「伸び」「切れ」で勝負し、ボールが打者のスイングの上を通過していく。
2019年の都市対抗は優勝の立役者となり、復帰1年目で橋戸賞(MVP)に輝いた。35歳のコーチ兼投手として迎える第92回大会でも、あの“魔球”をもう一度見たい。チームは12月2日(木)の第1試合に登場する。

東海地区2次予選を見るとボールを顔に近づける、テイクバックの小さい変則フォームの投手が妙に多い。佐竹功年(トヨタ自動車)の影響が、周辺のチームにも広がっているのだろう。それくらい彼が社会人野球で残してきたインパクト、影響力は大きい。

38歳の彼は169センチ・72キロの小さな大投手。早稲田大学ではオーソドックスな速球派として鳴らしていた。そこから徐々に制球力を磨き、フォームを工夫し、スピードは低下したものの技で打者を翻弄する投手に進化していった。

日本選手権は入社2年目の2007年に初優勝を遂げると08年、10年、14年、17年と5度の優勝を達成している。都市対抗は2016年の第87回大会がトヨタ自動車にとって初制覇。佐竹は4戦4勝、30回イニングで1失点、36三振という驚異的な成績で橋戸賞(MVP)に輝いた。2019年の第90回大会も準優勝を果たしている。

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