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野球 コラム 2021年11月20日

MVP受賞の大谷翔平、公式サイトが伝えたいくつかの「とんでもない事実」

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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ア・リーグMVPの大谷翔平

大方の予想通り、エンジェルスの大谷翔平が2021年シーズンのアメリカン・リーグMVPに輝いた。日本人選手としては2001年のイチロー以来、2人目の快挙であり、エンジェルスの選手としては4人目、そして、MLB史上19例目となる1位票満票での受賞となった。

『MLB.com』では、大谷のシーズンMVP受賞が発表された現地18日に「オオタニのMVPシーズンにおける15のとんでもない事実」と題した記事を掲載し、二刀流スターが2021年に成し遂げた驚愕の事実を伝えている。ここに、そのうちの幾つかを紹介しよう。

「オオタニはシーズン最初の先発登板となった4月4日の試合で、ホワイトソックス相手に1回表の投球で100マイルを計測すると、1回裏にボール初速115.2マイル(185キロ)、推定飛距離451フィート(137m)のホームランをかっ飛ばした。スタットキャストが導入された2015年以降、彼は同じ試合で110マイル以上の打球初速と、100マイル以上の投球を記録した史上初の選手となった」。

「打球初速といえば、2021年シーズン開幕当初、投手による最高打球初速は、マディソン・バムガーナーが2017年の開幕日に記録した112.5マイル(181キロ)の本塁打だったが、9月初旬には、そのリストのトップ5は全てオオタニが占めていた。そして、それは彼が投球した試合のみの記録である」。

「オオタニは2021年に複数回、MLBの本塁打でトップに立った状況で先発登板したが、これはベーブ・ルースが1921年6月13日に達成して以来のこと」。

「シーズン20本塁打、20盗塁、20登板を達成したのは、今季のオオタニがMLB史上初。20登板、20盗塁を果たした選手で、彼の次に最も多くの本塁打を放ったのは、1887年のボブ・カラザーズで8本。繰り返しになるが、単純に比較の対象が存在しない」。

「シーズン30本塁打、30奪三振でさえ史上初の快挙なのに、今季のオオタニは46本塁打、156奪三振を記録している」。

「オオタニは今季のハードヒット率とスプリントスピードの両方で90%以上に入った4人のうちの1人で、ロナルド・アクーニャJr.、フェルナンド・タティスJr.、そしてタイラー・オニールがこれを達成した。3人の素晴らしい選手たちだが、このなかで20試合以上に登板した選手は皆無」。

オールスターでも魅せた大谷翔平

「オオタニはオールスターゲームのホームランダービーで、513フィート(156m)のホームランをかっ飛ばすと、先発登板した翌日のオールスターゲームでは、ノーラン・アレナードに相手に球速100.2マイル(161キロ)の投球を見せた。24時間以内に500フィート越えと100マイル越えである。信じ難い」。

「オオタニは今季MLBで3位の46本塁打を記録し、さらに三塁打8本はMLBトップタイだったのだが、同一シーズンに本塁打と三塁打の両方でトップ3に入ったのは、1978年のジム・ライス以来のこと」。

「オオタニのスプリットの被打率.087は(最低120打席をその球種で終えた)、全投手の全球種のなかで最少」。

「オオタニは5月11日のアストロズ戦で、10奪三振を記録した後に、打者として試合に残るため、右翼に移ったが、1900年以降、10奪三振以上を記録した投手が、その試合で投手でないポジションでをプレーしたのは、彼が3人目」。

「オオタニは今季、打球初速110マイル以上のホームランをメジャートップの25本打っているが、これは2位に4本差をつける記録。また、彼は今季、450フィート越えのホームランを6本打っているが、これは3位タイの数字」。

正に記録ずくめの歴史的なシーズンであった。

J SPORTS編集部

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