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野球 コラム 2021年10月29日

1勝1敗で迎える第3戦、ブレーブス、アストロズともにルーキーが先発。MLBワールドシリーズ展望

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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アトランタvs.ヒューストン

現地10月27日(日本時間28日)にミニッツメイドパークで開催されたワールドシリーズ第2戦は、ホームのアストロズが7-2でブレーブスを下し、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。第3戦から第5戦は、アトランタのトゥルーイストパークに舞台を移し、現地29日より3連戦で行われる。

ワールドシリーズで本拠地5連敗中だったアストロズは、先発のホセ・ウルキディが5回6安打2失点、無四球6奪三振と好投し、流れを作ると、その後の4イニングはブルペンから4人の継投でブレーブス打線を零封。

一方、ブレーブス先発のマックス・フリードは投球内容自体そこまで悪くなかったものの、要所で守備のミスや不運な安打に見舞われ、5回7安打6失点での降板となった。

しかし、ブレーブスもブルペンは4イニングを投げてアストロズ打線を最少失点に留めており、さらには中継ぎで中心的な役割を担うA.J・ミンターとタイラー・マツェックを温存することができたため、ダメージを最小限に抑えて本拠地へ戻ることになる。

ちなみに、ブレーブスは今季ポストシーズンでは本拠地で5戦全勝と無類の強さを誇っているが、ワールドシリーズの舞台では本拠地5連敗中であり、こちらもこの第2戦のアストロズ同様、次の第3戦は連敗の阻止が懸かった試合となる。

その第3戦では、ブレーブスはイアン・アンダーソン、アストロズはルイス・ガルシアと、何れも若手右腕が先発登板することになるが、『MLB.com』では「2人のルーキーが、ワールドシリーズで先発登板するのは史上8回目のことであり(タイガースのジャスティン・バーランダーとカージナルスのアンソニー・レイエスが対戦した)、2006年の第1試合以来」であることから、稀に見る「ルーキー志向の出来事」としている。

ルーキーとは言え、アンダーソンは23歳と若年ながらポストシーズンでは既に7試合に先発登板し、30回2/3を投げて3勝0敗、防御率1.47と、堂々たる実績を持っている。

ブレーブスを率いるブライアン・スニッカー監督としては、チャーリー・モートンの負傷離脱により、本拠地での第4戦と第5戦はブルペンゲームとなることがほぼ決定しているだけに、ブルペンこそ万全の状態で第3戦に臨めるとは言いうものの、アンダーソンにはできる限り長いイニングを消化しつつ、勝利をもたらすピッチングを期待したいところだろう。

対するアストロズのガルシアは、リーグチャンピオンシップシリーズ第6戦で5回2/3を投げ、1安打無失点と快投。チームのアメリカン・リーグ制覇に大きく貢献している。

だが、今季ポストシーズンでは、その前に先発登板した2試合では良いところなく降板しており、パフォーマンスにブレがある中、この第3戦ではどちらのガルシアが出てくるのか、蓋を開けてみなければ分からない状況にある。

アストロズのブルペンはこのワールドシリーズ最初の2試合で、ブレーブスに対して合計11回を投げ1失点と頗る安定しているだけに、ブレーブス打線としては序盤にガルシアを攻略し、試合を優位に運びたいところだ。

なお、今季ポストシーズン全体で見ると、先制点を挙げたチームの成績は26勝7敗となっており、第3戦でも先制点の持つ意味は大きなものとなりそうだ。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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